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086 ボクのワーク、昔思った未来と今になって思うこと(1)

すでに中年の域を越えようかという今のボクが「誰かの役に立つようなことを伝えられるか」と聞かれれば答えは「さぁ」なんだけど、自分の経験を素直に綴ることは菅原道真の漢詩ほどいいものにはならないまでも、何かの記録になりうる可能性はあるんじゃないかという勘違いに近い思いもあるのも正直なところなので、そうであるなら自分のために書き綴るべきだと思った。


というのも今のボク、あるいはちょっと前のボクの状況や立場を知った人の中にはそのような今のボクの状況を見聞きして「そうなりたい」ということを言ってくれる人がちらほらいたのだけど、実際のところ今のボクの状況は昔のボクが必ずしも目指していたものでも想像していたものでもないのが正直なところなので、人生そんなもんだという変な現実味のあるようなないような今のボクの気持ちを綴りたい。


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