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2019年1月の記事一覧

日本語がわからない中で、クラスメートからほとんど声をかけてもらうこともなくなってしまった子どもたちはきっと、すごく苦しかったと思う。日本語教育の「自治体丸投げ」「ボランティア頼み」「手探り」そろそろ終わりに。

日本語がわからない中で、クラスメートからほとんど声をかけてもらうこともなくなってしまった子どもたちはきっと、すごく苦しかったと思う。日本語教育の「自治体丸投げ」「ボランティア頼み」「手探り」そろそろ終わりに。

昨年12月の1ヶ月で、新たに入所した生徒は15名。東北や山陰・山陽地方からも、日本語や学習支援機会を求めてオンライン受講者が。今週は近畿からも受講の相談があり、日本語教育の機会って本当に本当に不十分なんだな、と思う。

YSCに集まる相談の中で、オフでもオンでも多いのは、「毎日日本語を勉強して、早く上達したい」というニーズ。これに対応するためには、しっかり雇用された日本語教育の専門家が必要であって

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#すべての人に日本語を。日本語教育機会を公的に保障するとボランティアの活躍の場は失われるのだろうか。

#すべての人に日本語を。日本語教育機会を公的に保障するとボランティアの活躍の場は失われるのだろうか。

私は、ああ、私(たち)の発信は肝心なところに届いていなかったのだな、と思った。以前、とある地方で講演をしたときに、地元でボランティアとして長年にわたって海外ルーツの子どもを支援なさってきた団体の代表の方のお話を聞くことがあった。

手弁当、手作り、愛情にあふれたサポートの中で、きっと子どもたちは安心して日本語を学んでいるのだろうな、と思うような活動紹介で、ボランティアの方々の取組に頭が下がる思いだ

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