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良心なき知識は、人間の魂を亡ぼす(ラブレー)

良心なき知識は、人間の魂を亡ぼす(ラブレー)

フランソワ・ラブレー(フランス語: François Rabelais フランス語: [fʁɑ̃swa ʁablɛ]、 1483年? - 1553年4月9日)は、フランス・ルネサンスを代表する人文主義者、作家、医師。ヒポクラテスの医書を研究したことで著名となり、次いで中世の巨人伝説に題材を取った騎士道物語のパロディー『ガルガンチュワ物語』と『パンタグリュエル物語』(『ガルガンチュワとパンタグリュエル』)で知られる。

 予備校講師をしていて、一番不思議に思うのは「歴史」「地理」とった暗記科目の存在だ。ネットの時代になって「詰め込み教育」は崩壊するのかと思いきや、どっこい生きている。

  今の日本は、上級国民が庶民を見下してやりたい放題だ。二世、三世の世襲議員と、東大を卒業した官僚たちが庶民から税金を巻き上げてのうのうと暮らしている。

 多くの発展途上国では、生きてゆけないくらい追い詰められた庶民がエリート層に反旗を翻して暴動を起こしている。政府を転覆させている。

 いくら勉強して知識を頭に詰め込んでも、良心のない知識人の魂は崩壊している。欧米では、キリスト教の精神を毎週教会で学んでいる人が多い。しかし、日本の神社や寺は機能していない。

 「歴史」や「地理」も、正義や教訓を得るのは邪道でひたすら事件や年号の暗記ばかり。知識の詰め込みばかり。

良心なき知識は、人間の魂を亡ぼす(ラブレー)

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