タカギチ アキラ

1953年生まれ 大学院修了、石油会社(ENEOS)勤務後タカギチ事務所を開設、IHテ…

タカギチ アキラ

1953年生まれ 大学院修了、石油会社(ENEOS)勤務後タカギチ事務所を開設、IHテクノロジー社顧問  経験:バイオ燃料、燃料電池、石油精製技術、海外技術指導、社員教育  資格:工学修士、技術士(化学部門)、中小企業診断士 HP:https://takagichi.com

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自動車・航空機用バイオ燃料データブック 1バイオエタノール、2ETBE編

ーーーーーーーーーーーーはじめにーーーーーーーーーーーー 近年、大気中の温室効果ガスの濃度は確実に増加しており、これによって世界の気候変動が深刻化している。その対策としてCO2のような温室効果ガスの排出削減が求められている。 温室効果ガス削減方法のひとつとして、バイオ燃料の活用が挙げられる。バイオ燃料はいわゆるカーボンニュートラルな燃料として、燃やしても空気中の温室効果ガスを増やさない効果がある。 我が国においても、京都議定書締結が発効した2005年頃から、一時期バイオ

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    • バイオジェット燃料―ユーグレナ社ASTM規格取得も前途は多難―

      今年1月30日、ユーグレナ社はバイオジェット燃料の製造技術の国際規格であるASTM D7566規格の新規格を取得したと発表しました。さらに、2月3日付で、国土交通省の通達「航空機に搭載する代替ジェット燃料(ASTM D7566 規格)の取扱いについて」の一部が改正・施行されたことにより、ユーグレナ社のバイオジェット燃料の実用化が一気に現実味を帯びてきました。 これを受けて、2月5日には、ユーグレナ社の株が急騰しました。国産のバイオジェット製造技術がこのような進展を見せたこと

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