「遠くに足を出して動くほどバランスはまとまるーグランワルツ」

2017年2月25日
グランワルツを踊るときに
体がついていかずにバランスを崩してしまうからという心配なのか、
大きく踏み込んだり、遠くに飛ぶことを躊躇して、遠慮がちに委縮したワルツになってしまうことがある。

実は、軸足で思い切って地面を弾いて、足を遠くに出して体を移動してみるとわかることだけど、
頭ではなく、体が足の急な移動に対応しなければと反射的にギュッとまとまろうとする。
重心が急に移動するという緊急事態に対して、体全体がそれに対応しようと緊張するからだと思う。
小さい動きだと体も必要なパーツだけ緊張すれば良いと思い、本気でまとまろうとはしない。

テクニックに自信のない人でも、思い切って踏み出す足を大きくしてみよう。
「私の気持ち」ではなく「私のカラダ」が大きい動きに耐えられるギュッとまとまった体を学んでくれるはずだ。

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