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ChatGPT plugins for SEO

更新日:2023年5月27日

■ はじめに
金 卓史 / こん たかふみ(@_koooon‗)と申します。
本記事は、ChatGPTで活用できるpluginsに関して、現状でSEOの観点で使えそうなプラグインをまとめている記事です。使えそうと書いていますが、かなり使えます。
※現時点で、機能を使い込んでいない為、詳細は各自でも検証をください。
※本記事は、大部分をpluginを含むChatGPTを活用して書いた記事です。

ChatGPTとは何か

ChatGPTは、OpenAIによって開発された人工知能(AI)です。自然言語処理(NLP)の技術を活用して、人間と同じように会話を行うことができます。その高度な学習能力と自然な対話スタイルは、多くのビジネスや個人がコンテンツ作成やコミュニケーションを効率化するために利用されています。

ChatGPTのSEOプラグインの利点

ChatGPTのSEOプラグインは、コンテンツ作成をさらに強化します。このプラグインは、SEO(検索エンジン最適化)の基本的な要素を理解し、それを活用してコンテンツを最適化します。これにより、Googleなどの検索エンジンでのランキングを向上させることが可能になります。

ChatGPTのSEOプラグインの主な利点は次のとおりです:

  1. 効率的なキーワード統合:プラグインは、指定されたキーワードを自然かつ効果的に文章に統合します。これにより、検索エンジンがコンテンツを適切にインデックス化し、検索結果で上位に表示することが可能になります。

  2. 最適化されたメタデータ:プラグインは、タイトルタグやメタディスクリプションなどの重要なSEO要素を自動的に生成します。これにより、検索エンジンがコンテンツの内容を正確に理解し、ユーザーが検索結果からクリックする可能性を高めます。

  3. ユーザーエンゲージメントの向上:プラグインは、ユーザーがコンテンツを読み続けることを促すような文章を作成します。これにより、ユーザーの滞在時間が延び、検索エンジンのランキングが向上します。

ChatGPTのSEOプラグインの使い方

ChatGPTのSEOプラグインの使い方は非常に簡単です。まず、プラグインをChatGPTに統合します。次に、最適化したいキーワードやフレーズを指定します。プラグインは、これらの指示に基づいてコンテンツを自動的に最適化します。

多くの記事で以下のYouTubeを紹介しているので、プラグインの使い方として置いておきます。※英語なので拒絶反応ある人は、ChatGPTに使い方を直接聞いてください。


Chat GPTで公開されているSEO向けプラグイン紹介 @5/27付

SEOの観点より、多面的に使えるプラグインは幾つかあるのですが、その中でも こん がシンプルに使いやすいと思った4つを紹介します。
個人的には、『SEO.app』が強いと思う。普通に使うと改善点がある為、プロンプトなどを工夫してみる必要はある。みんなでトライ&エラーして、情報シェアしたい。


■SEO Assistant

『SEO Assistant』は、コンテンツ作成を支援するための検索エンジンキーワード情報を生成するために設計されています。以下に、それを使用するためのステップバイステップのガイドを示します:

1.キーワードまたはフレーズを特定する
最初のステップは、最適化したいキーワードまたはフレーズを特定することです。これは、作成しているコンテンツに関連するものであれば何でも構いません。たとえば、ガーデニングに関するブログ記事を書いている場合、キーワードは「ガーデニングのヒント」かもしれません。

2.関数を使用する
キーワードまたはフレーズを特定したら、
getGeneratedKeywordSuggestion関数を使用できます。この関数は1つのパラメーターを取ります:keyword`。ここには、ステップ1で特定したキーワードまたはフレーズを入力します。以下に使用例を示します。

seo_assistant.getGeneratedKeywordSuggestion({ keyword: "xxxxxxxxxx" })

3.結果を解釈する
SEOアシスタントは、入力に基づいてキーワードの提案のリストを返します。これらの提案は、検索エンジンでコンテンツを最適化するために使用できます。これには、元のキーワードのバリエーション、関連するフレーズ、または人々が元のキーワードに関連してよく検索する他のキーワードが含まれる場合があります。

4.提案を実装する
最後のステップは、キーワードの提案をコンテンツに使用することです。これは、テキストにそれらを組み込む、メタディスクリプションに使用する、または画像のaltテキストに含めることを意味します。目標は、キーワードに関連する情報を検索している人々にコンテンツをより見つけやすくすることです。


■SEO CORE AI

『SEO CORE AI』は、指定されたURLとキーワードの検索エンジン最適化(SEO)を分析したり、コンテンツを評価したりするために使用されます。以下にその使用方法を説明します。

  • URL分析
    特定のURLを分析したい場合は、urlフィールドにURLを提供できます。プラグインは、指定されたURLのSEOに関連するデータを返します。

  • キーワード分析
    特定のキーワードを分析したい場合は、kwフィールドにキーワードを提供できます。プラグインは、指定されたキーワードの検索エンジン結果ページ(SERP)に関連するデータを返します。以下にこのプラグインの使用例を示します。

{
  "url": "https://www.example.com",
  "kw": "example keyword"
}

上記の使用例では、プラグインはURL「https://www.example.com」を分析し、またキーワード "example keyword"のSERP結果を提供するプロンプトです。なお、URLがrobots.txtによってブロックされている場合や、キーワードがGoogleの検索結果に存在しない場合、プラグインはデータを返さないことに注意してください。


■Bramework

『bramework』は、キーワード分析、関連キーワードの特定、SEO分析を行うSEOとコンテンツ戦略向上ツールです。これにより、ユーザーはウェブサイトのオンラインプレゼンスとコンテンツ戦略を強化できます。

1.キーワードデータ
この機能は特定のキーワードに関する貴重なデータを提供します。これを使用するには、分析したいキーワードを提供する必要があります。
例えば、以下のような指示をします。これにより、検索ボリューム、キーワード難易度、検索エンジンの結果ページ(SERP)情報などの情報が返されます。

"デジタルマーケティング"のキーワードデータを取得してください」

2.関連キーワード
この機能は、与えられたキーワードに関連するキーワードを特定します。これを使用するには、関連キーワードを見つけたいキーワードを提供する必要があります。
例えば、以下のような指示をします。これにより、関連キーワードのリストとそれぞれの検索ボリューム、難易度、SERP詳細が返されます。

"デジタルマーケティング"の関連キーワードを見つけてください」

3.SEOアナライザー
この機能は、与えられたキーワードとURLに基づいて記事がSEOに最適化されているかを評価します。これを使用するには、SEO分析のキーワードと分析するウェブページのURLを提供する必要があります。
例えば、以下のような指示をします。これにより、与えられたキーワードに対してウェブページがどれだけ最適化されているかの分析が返されます。

「キーワード"デジタルマーケティング"について"www.example.com"のSEO分析を実行してください」


■SEO.app

『SEO.app』は、writeOptimizedForSEO関数を使用して、特定のキーワードに最適化された新しい記事を作成やリライトなどをできます。

1.URLソースから新しい記事を作成:
writeNewForSEOFromURL関数を使用して、最大3つのURLソースから新しい記事を作成できます。この関数は、トピック、感情、事実、SEOルールなどのSEOの洞察を提供します。記事のURLと簡単なコンテキストを提供する必要があります。

  • SEO最適化記事の作成

assistant to=SEO.writeOptimizedForSEO 		
{
  "keyphrase": "2022年の最も優れたマーケティング施策",
  "lang": "ja",
  "_context": "2022年の最も優れたマーケティング施策に関する記事を書きたい"
}
  • URLソースから新しい記事を作成

assistant to=SEO.writeNewForSEOFromURL 		
{
  "keyphrase": "2022年の最も優れたマーケティング施策",
  "lang": "ja",
  "url1": "https://example.com/article1",
  "url2": "https://example.com/article2",
  "_context": "2022年の最も優れたマーケティング施策に関する記事を書きたい"
}

2.既存の記事をSEO用に書き直す:
既存の記事をSEOに最適化するために、rewriteForSEOFromURL関数を使用できます。記事のURLと簡単なコンテキストを提供する必要があります。

assistant to=SEO.rewriteForSEOFromURL 		
{
  "keyphrase": "2023年上期のベストマーケティング施策",
  "lang": "jp",
  "url": "https://example.com/old_article",
  "_context": "2023年上期のベストマーケティング施策の記事に、既存の記事を最適化したい"
}

3.SEO.appへのヘルプ/使い方参照
aboutSEOapp関数を使用して、SEO.appプラグインに関する一般的な情報やヘルプを取得できます。

assistant to=SEO.aboutSEOapp 		
{}

4.機能リクエスト
プラグインについてのフィードバックを送信したり、機能リクエストを送信したりする場合は、featureRequest関数を使用できます。

assistant to=SEO.featureRequest 		
{}

あとがき

ChatGPTが出たタイミングから、コンテンツライティングはいけると話題になっていたが、pluginsが搭載されて更にそれが強化された。
OGP画像に関しても、Midjourney/Stable Diffusionで誰でも作れるようになるのを試行しているので、コンテンツの素地は誰でも作れるようになる。

ここで出てくるのが、差別化問題である。
本問題は、コンテンツ生成だけが対象ではなく、生成AIのapiを活用したサービス全体に言える。話題になるので関連のプレスリリースが増えているが、当たり前の話だが独自価値が出せなければレッドオーシャンになるのは見えている。(先に市場を取り切って、Top3に入る理論は勿論あり。)
上記の話は、ニジボックス社主催で梶谷さんがメインスピーカーの下記Youtubeで、1:31:00過ぎを見ていただけた方が良いと思う。

一旦、テキスト記事や画像や動画などの生成系AIを焦点にすると食わせる元々のクリエイティブでの独自性が短命だけれど使える。なぜ短命と思うかは、諸々のAI学習における著作権を理解しようとすれば同意してくれるのではないかと思う。

長期や持続性のある差別化は、テキスト記事では独自の体験や理論。または、実績や事例の掲載。画像や動画では、生成する際に肖像権や著作権が有効になるモノを混ぜることが重要になりそうではないか。というのが書きながら考えていたこと。これも使いながら考えをアップデートして行きたい。
(総合的なブランディングやユーザー体験は、総じて生成系aiを活用したあらゆるモノゴトに対して、重要な要素になる。)

最後に、コンテンツSEOで、量産型の記事に対する見解で、オリジナル性が高いもの創らないと意味がないという意見もあると思う。もちろんYesである。
一方で、マーケティングという観点で、わかりやすい成果を出すには量産型のアプローチは非常に有効である実績がある。故に結論は両方やるのである。

以上。

追記
chatGPTのpluginsで良さそうなのを全部インストールしたら、先のSEOを含めて25個強になったので、それぞれ試してみる。実利に使えるかは置いておき、コンテンツとして書きたいと思えたらnoteに書く。

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