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AWS認定試験を自宅で受ける!AWS認定デベロッパーアソシエイト試験を勉強した2ヶ月間について振り返る。

今回、AWS資格試験の"自宅受験"をしました。
受験自体が、大学受験以来のイベントだったこともあってドキドキの一日となりました。

「AWS試験の勉強って何をしたの?」
「自宅受験ってどんな感じ?」

など、AWS資格について気になっている方の参考になれば嬉しいです。

なぜ資格を取ったのか📗

・AWSについてきちんと勉強したい
・形として残したい

という理由です。

AWSは仕事や個人開発で使っていましたが、
これは、知識として身についているんだろうか?
という疑問がありました。そこで資格の勉強を通して各サービスの理解や基本的な知識を学びたいと思い、受験しました。

また、AWSの知識があることを客観的に評価してもらいたいというのもありました。自分ではAWSについて分かっていると言っても、他の人には分かりません。そこで資格があれば「この人はこのレベルの知識ならあるんだな。」と評価する指標になると考えていました。

やって良かった勉強法📖

僕の勉強法について書いていきます。
人によって向き不向きがあると思うので、使えそうなところだけ参考にしてもらえればと思います。

■受験前のレベル
・去年、ソリューションアーキテクトを取ろうとして約1ヶ月間勉強
・仕事でEC2やRoute53、CodeCommitを使った経験あり(構築経験は無し)
・Lambda, API Gateway, DynamoDBでLINEBotサービスの開発経験がある
■勉強期間:約2ヶ月

■0日目〜30日目
・Udemyで購入した動画でみっちり勉強
以前、Udemyで買った動画が結構分かりやすかったので、今回は動画を中心に勉強を進めました。

👇これが使った動画です。
Ultimate AWS Certified Developer Associate 2021 - NEW!

【動画の構成】
AWSのサービスごとに章が分かれており、章末に問題が数問用意されています。問題を最後まで解くと正解した問題と間違えた問題が表示され、間違えた問題には該当する動画のリンクが貼ってあるのですぐに復習ができます。
また、この動画は演習テスト1回分&解説付きです。

【進め方】
動画は32時間と結構長めです。
僕は「着実にやり過ぎて途中で集中力が切れそうだ」と思ったので、"ガンガンいこうぜ"のスタンスで動画を進めました。

重要だと思った内容だけ見返すようにして、動画をまず一周する。そして、章末問題を解く&間違えたところだけ見直して、次の章へ進むようにしました。始めから理解度100%にこだわらず、モチベーション維持を優先したので、まぁまぁ飽きずに進めることができました。

【日本語字幕で見る方法】
動画を買ってから気づいたことが一点。
「この動画!日本語対応してねえ!」
(動画の対応言語欄を見なかったの?というツッコミは無しでお願いします...)

僕は日本語字幕で見たかったので
👇の方法で対応しました。
【Udemy】英語字幕を自動翻訳で日本語化! 英語が分からなくても海外講座を受講できる

この記事で書かれているのは、Webブラウザ「Microsoft Edge」の日本語翻訳機能を使ってUdemyの英語字幕を日本語字幕に翻訳して表示する、という方法です。翻訳が完璧ではないので、たま〜に分かり辛いところもありますが、英語がちょっと苦手という方にはオススメの方法です。

■30日目〜45日目
・演習問題を解く & 問題をまとめておく
30日目からは"問題に慣れる"ことに注力しました。これは、どれだけ知識をつけても点を取れなければ合格できないため、実際の出題形式に慣れる必要があると思ったからです。

【Trelloに問題をまとめる】
Udemy動画の章末問題やネット上で見つけた演習問題を片っ端から解き、間違えた問題や後から見直したい問題はタスク管理ツール「Trello」にまとめました。

Trelloを使ったのはAWSのサービスごとにTrello上でカテゴリー分けができる、問題の作成・編集・削除が簡単にできる、という理由で選びました。

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始めはTrello上で復習していたのですが、
「これ、スマホだと見にくいな…。」ということで勉強用のアプリを作りました

・自作の一問一答アプリで勉強
NoCodeで勉強用のアプリを作って勉強しました。

これについては下記記事で詳しく書いたので良ければ見てください👇
【個人開発】NoCode開発ツール「Adalo」でタスク管理ツール「Trello」と連携した一問一答アプリを作った。

■45日目〜受験まで
・受験申し込み
下記から受験の申し込みをしました。

AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム

日によって受験できる時間が違うので、受験する日を決めたら申込み確定画面前まで進んで受験時間の確認をするのがオススメです。僕は午前中に受けたかったので午前中に受験できる日で申込みました。

・自分でAWSサービスを触ってみる
繰り返し間違える問題については、実際にAWSのサービスを使ってみるようにしました。これはチュートリアルをやるでも良いと思います。

問題文中のサービスを見たときに、
「このサービス使ったことないからな…。」という不安から、問題を解くモチベーションが下がるということが分かりました。そこで実際に使うことでサービスに対する苦手意識をなくす、というのを意識してやりました。

自宅受験ってどんな感じ?🏠

今回、初めて"資格試験の自宅受験"をしました。
条件を満たしていれば、いつも自分が過ごしているスペースで受験ができます。テストセンターまで行く手間がなかったので楽でした。

【準備】
自宅受験にはピアソンVUEという会社が提供するアプリを使います。といっても難しいことはなく、アプリをインストールして画面に表示される説明に従えば簡単に準備できます。

【解き方】
僕の場合は下記の手順で問題を解きました。人によって問題の解き方は違うと思うので、参考程度に見てもらえればと思います。

1周目:
問題を解きながら、不安がある問題には見直しマークをつけておく。

2周目:
見直しマークをつけた問題だけ再度考えながら問題を解く。
大丈夫だと思ったら見直しマークを外す。

3周目:
初めから見直す。

かなり堅実なやり方だと思います。実際、試験終了の5分前に3周目が終わりました。ただ、3周目の見直しで「これ、よく考えたらこっちだな。」と回答を変えたものもあるので、やって良かったなと思います。

【合格結果】
問題を解いて試験を終えるとすぐに結果が表示されます。余韻なく突然表示されるので少し驚きました。

具体的な点数やどの分野が低かったのか、ということが分かる試験のレポートについては受験日から5営業日以内に見ることができます。ただ、このレポートには間違えた問題や回答については書かれていないので、問題を見直したい僕としては少し残念です。

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レポートはAWS試験画面にログインをしてから、上部メニュー「これまでの受験履歴」からスコアレポート下の「スコアレポート」からダウンロードできました。(確認時点)

さいごに 受験してみて

久々に受験してみて、試験日に合わせて勉強時間を積み重ねるというのは時間もエネルギーもかなり求められることだと思いました。合格通知書で『合格』の2文字を見たときは、

「費やしたものを形として残すことができた!」

という達成感を得ることができました。この達成感を覚えている内に次の目標に向けてエネルギーを注いでいきたいと思います。

それでは!

読んでくださりありがとうございます。 これからもnoteで発信していくのでよろしくお願いします!