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元Jリーガーが就活を振り返ってみた③

前回からだいぶ空いてしまったのですが第3弾です。写真はノートの内容とは関係ないですが、僕が就活中のニートの時にブラインドサッカーのボランティアに行ったときのものです。

さて今回は、今の会社に入った理由と、そこから考える僕の選択の傾向について書いていこうと思います。(前回の告知から若干ズレがありますがご容赦ください)

目次
・今の職について
・津田和樹との会話で意思決定を変えた
・僕の意思決定の傾向と棚卸しの大切さについて

今の職について

早速ですが、僕は今、リクルートキャリアという会社でCV職(キャリアビュー職)という3年間の契約社員で働いています。3年後には転職しなければいけない(結果を残していれば正社員雇用されるチャンスはあります)状況ではあるものの、とにかく成長できる環境というのを1番の軸に置いて決めました。

これまでサッカーしかやって来ておらず、何が出来るのかも分からない状況だったので、とにかく成長出来る環境で働く必要があるなと感じていました。

ただ、最終的にはリクルートに決めたのですが、最後まで悩んでいた企業がもう1社あります。社名は伏せますが、創設2年位で従業員5人位の超ベンチャー企業。事業内容がとても面白く、これまでの経験も多少活かせそう、何よりも社長との距離が近いことで、めちゃくちゃ成長できるのでは?と感じており、最高の環境だなと感じてました。

正直、僕の気持ちは90%くらいベンチャー企業に行く方向で固まっていました。(今でもいい企業だなと思いますし、どちらに行っても面白い選択が出来ていたのかなとは思っています)

津田和樹との会話で意思決定を変えた

最終的な決断をする際に、何人かの人に相談していたのですが、ほとんどの方はリクルートに行った方がいい、もしくは好きな方に行けば?という感じで、ベンチャー企業を推す人がほとんどいませんでした。

それはそうですよね。30過ぎで未経験のやつが、基本的には自立した人が働くことが多いベンチャー企業で、ビジネスマンとしてのキャリアをスタートさせるのは、あまりにもリスクが大きいことは容易に想像つくことかなと。

結局、最終的には大学時代からの知り合いでゼルビアでも一緒にプレーしていた、津田和樹の考えが刺さり今の職場に決めたのですが、めちゃくちゃ悩んだのは覚えています。

彼の説明を簡単にすると、高卒でプロ入りし、試合に出れずに数年で契約満了となり、学芸大学に入学(この時に同級生として入学しました)。その後大学に行きながらゼルビアでプレーし卒業後もゼルビアでプレー。そして、引退前の2年間で大学院に行きプロサッカー選手をやりつつ、MBAをとるという、めちゃくちゃ特異な経歴の持ち主です。

僕なんかよりもめちゃくちゃ頭が良く、現役の時から自分の人生に向き合って行動を起こしてきた彼が、入社から1年位はめちゃくちゃ苦労したと言っていました。そんな彼からもらったアドバイスが、まずはしっかり基礎を身につけられる環境がいい」という内容(他にも沢山アドバイスもらったのですがここでは割愛します)で、当たり前のことなんだけど、なぜかすごく腹落ちして、これまでの考えを曲げて今の会社に決めました。

僕の意思決定の傾向と棚卸しの大切さについて

何が言いたいのかというと、今回このような選択をしたのですが、過去を振り返るといつも似たような選択をしてたなということです。

今の会社に入社してから、自分のこれまでの経験を結構詳しく棚卸しする機会があったのですが、面白い位似たような選択をしてきている(しようとしてきた)なと感じています。

僕の意思決定って、大学に上がる時や、プロになる時、それこそ現役時代のプレーの選択の多くが、人の意見や考えの反対を行こうとしているんですよね(プレーに関しては常に裏を取れるように意識してました。取れてたかは別ですが。。)

ただ、周りの人の意見の逆を行こうとするものの、要所要所で自分が尊敬している人や関係が深い人の意見を取り入れているというイレギュラーな点もあります。しかし、そういった時の選択は後から振り返ると良かったなと思うことがほとんどだなと。なので、今回の選択もいい方向に行くのだろうなと信じて、まずは3年間やり切ろうと思っています。

また、最近過去の棚卸しをする機会が多くあり、現役の時にもっと自分と向き合っていたら、全然違う世界が見えたんじゃないかなと改めて感じることが多々あります。

サラリーマンになって、こうやってこれまでのことを振り返る機会を半強制的に作ると、多くの発見があり、自分を成長させる為にとても重要な要素を含んでいるなというのを実感することも多いです。

今回は自分の意思決定の傾向について書きましたが、他にもマインドコントロールの傾向、どんな風に自分が成長してきたのか(僕の場合は結構パターンが決まってました)、など壁に当たった時や選択に迷った時の一種の指針になりそうなものも、ボヤッとですが出来てきたのかなと感じています。

改めて、自己分析って大事だなと感じました。

かなり長くなってしまい、更にまとまりのない文章になってしまったのですが、「元Jリーガーが就活を振り返ってみた」シリーズは今回でおしまいにしようと思います。

次回からは、サラリーマンになって感じたことや、セカンドキャリア(今はデュアルキャリアと呼ばれることも多いですが)などについて、ちょくちょく書いていこうと思います。

では👋



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