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創造的休暇…その類義語として

ニュートンの例でがち

「創造的休暇」や「サバティカル休暇」なんて言葉を出しがちな今日この頃。

ニュートンがペストまん延中に、務めていた大学が閉鎖になっていた期間に、田舎の実家にこもり研究に没頭して、万有引力や微分積分、光学理論など世紀の大発見を成し遂げました。
しかもそれらを発見した期間はたった1年半!
その期間を科学の分野では「奇跡の年」と呼ぶそうです。
そしてニュートンが仕事を離れ、自身のやりたいことに没頭した期間を「創造的休暇」と呼びました。

ペストという恐ろしい感染症が原因で半ば強制的に巣ごもりを課せられた状況は、現代の新型コロナウィルスの状況に似ているとされ、「ニュートンを見習おう」的な趣旨のお話しもあります。
いや~けれどテクノロジー様の恩恵を受けて、変わらずに仕事はトゥービーコンティニューですわ…休めない笑
リアルな人との交流が刺激になる僕は、鬱々した気分になるときもあり、なかなか創造的休暇にコミットできなかったりします。

皆さんはコロナ過のこの期間を充実して過ごせていますか?
過ごせている人がいましたら、ぜひお話しを聞きたい!
刺激をもらいたい。


創造的休暇の類義語

そんなことを考えていると、創造的休暇の類義語になるんじゃないかと思える言葉を思い出しました!
想像できますか?



それは「ギャップイヤー」です!

wikiさんによると、ギャップイヤーとは、

高等学校卒業から大学への入学までのモラトリアムのこと。
本来は大学入学資格を得た若者が入学を延期して親元を離れ、長期旅行、ボランティア、国内外留学、インターンシップ、アルバイトなどを体験することを言った

ということだそうです。

モラトリアムであることから解釈を広義に捉えて大学卒業から社会人になるまでの期間も含めて良いのであれば、僕はけっこうギャップイヤーとっていたのかなぁと思います。
フラフラしていた、と言えばそうなんですが、貴重な経験をした時期でした。

僕のギャップイヤー

僕は大学4年次は休学しました。
アメリカを横断して、帰って来たらバイトして日本縦断して。
今考えたらギャップイヤー。
大学卒業したら就職せずに、上京して先輩がオープンしたお店を手伝ったり、業務委託で営業職をしてみたり、3年間過ごしました。
就職するつもりはさらさらなく、その時も今考えたらギャップイヤーだったかもしれません。
27歳のときにアジアを旅した。
今考えたらギャップイヤー。

初めて組織に属したのは28歳。
社会人経験が少なく、電話ひとつ受け答えできず、メールひとつろくにうてず、同世代と比較してしまい、自信がなくなりました。
友人たちと話している時の自分と会社で働いている時の自分に乖離があって、悩みました。
ので、大学卒業して就職するまでの約4年を悔いたこともあったこともまた事実。


追いついたセルフイメージ

組織に所属して7年目。
入社したての時は、貴重な経験をしたと思っているギャップイヤーを、否定してしまう苦しさもありましたが、
今、仕事人としてふるまう自分も、ちゃんとセルフイメージに追いついてきました。

”非”としていたギャップイヤーを”是”にする時が来ているのかもしれません。

旅と仕事を繋げ、自分で舵を取って生きていく。
そんな時期が来ているのかもしれません。

変化の時が来ている、そんなことを改めて考えた今日でした。


noteおすすめ記事

noteにもギャップイヤーについて触れた記事がいろいろあります。
今日は共感しながら読んだ長塚かおりさんの記事を紹介して終えたいと思います。
模索する”フラフラ”を認められる社会になればいいなぁ


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