見出し画像

年末年始は社交性を試される

今年の年末年始は、実家や親戚の家など毎日あちらこちらに出かけた。
招く側ではなく、招かれる側でいられるのはありがたいことだ。
「お正月に帰る実家があるのはありがたいね」とつぶやいたら、父が「そうか」と笑っていた。
実家、徒歩10分圏内なのでお正月どころか週1は顔出しているけれども…。


それはさておき。
年末年始、普段顔を合わせない方々ともお会いするので、とにかく話さなければならない。
ご無沙汰してます。近況はこうです。子どもは何歳になりました。大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。


この「近況」や「子ども」の話が厄介だ。
その場に居合わせていない親戚にも話が伝わる可能性があるため、当たり障りのない程度にしか話さないようにしている。
ろくに顔を合わせていない親戚の話が出てくるということは、逆に我が家の話も誰かに伝わっているということだ。
職場で事実無根の話を勝手に広められていた経験があるので、そのような話をする人には極力関わらないようにしている…が、親戚だとそうもいかず、疲れる。
お金の話と容姿の話と学歴の話はしたくない。


また、普段話さないタイプの親戚とも顔を合わせるため、あまり子どもには聞かせたくない話や言葉遣いが飛び交ったりする。
思い出すだけでも疲れる。

そのような中でも、感じ悪さは出せないので、笑顔は絶やさないようにした。
時々乾いた笑いになっていたかもしれない。
社交性試されているな、と何度も思った。



子がもっといろんな話を理解できる年齢であれば、聞かせたくない話がいくつもあった。
年々そういった悩みが増えていくのだろうか。
実家は親戚付き合い皆無だったから、両親はこんなことで悩まなかったのだろうな…。
正月早々、そんなことを考えた。愚痴です。

いいなと思ったら応援しよう!