シャインポスト3話 物語制作者のための分析
●今回の特徴
・仲間のトラウマ克服イベントで使えるサブプロット。
※先に注意点
このイベントは3話で終わらず、恐らく次の4話で終わるっぽいです。見ながら記事を書いているため見終わってからこういうのわかるのなんとかなりませんかね(知らんがな)
それでも一応細かいコバコやアイディアとして使えると思うので、一話分をパーセンテージで分け、定石っぽい展開を太字で書いていきます。
●3話構造抽出
・今回のメインキャラ(以下メインキャラ)のトラウマをチラ見せ(掴み)
・主人公が前の成功を喜ぶが、他の仲間にもっと活躍してほしい気持ちを他のキャラに吐露する(非日常の予兆)
(全体の15%終了)
・賢者から今回の任務を言い渡される(依頼)
最初は上手く行くが、途中メインキャラがトラウマに出くわし調子を崩す。(プロットポイント1)
(全体の約25%終了)
・依頼はうまく行くが、メインキャラは浮かない顔。そこを仲間が仲間なりに背中を押す
~別のサブプロット開始~
賢者が元相棒と電話。賢者が昔犯した罪を攻め、何かをやらかしたことがあると視聴者にほのめかす。電話はすぐに切れる。
~別のサブプロット終了~
(全体の約30%終了)
・練習場のシーン
ライバルチームが練習しようとしている場へ、主人公と仲間(メインキャラ含む)が練習しに現れる。
いつものように言い合いになるが、いつもなら笑ってごまかすようなことも本気で返してしまうメインキャラ。そこでライバルキャラがメインキャラの様子が違うことに気付く。(変化球だけど役割的に支援者)
(全体の約40%終了)
・主人公はライバルキャラに呼び出され二人きりに。
ライバルキャラは様子が違うメインキャラに何があったか問い詰める。主人公はメインキャラがトラウマにぶつかったことを話す。ライバルキャラもメインキャラのトラウマを知っていて、納得する。
主人公が強引にライバルキャラに協力を仰ぎ、メインキャラのトラウマ克服へ乗り出す。
主人公が考えなしにすっとんで行ってライバルは焦る。
・トラウマを克服する試みはコミカルに失敗。(前のシーンがちょっとシリアスだからか?)
主人公とライバルキャラの試みがメインキャラにすぐバレる。
・メインキャラが主人公とライバルキャラへ余計な事をするなと忠告
そこで賢者が、詳細まではわからないがメインキャラのトラウマを的中させるような事を言って、それを克服するならどうするかメインキャラへ問う。
メインキャラは話をはぐらかして拒絶。客観的に見ると、逃げてしまう。(後半から、目を背けてはいけない事(トラウマなど)に向き合わざるを得なくなるが、とりあえず逃げる展開が割とある)
(大体半分。ミッドポイント)
・賢者は対策を練るため、主人公とライバルキャラに何があったか詳細を聞く
・トラウマがもう一度やってきて、メインキャラへ追撃。(プロットポイント2)
(全体の約75%)
・賢者はトラウマを知り、メインキャラへ再度克服するように呼び掛ける。
メインキャラはプロットポイント2の影響でちょっと考えるが、結局理由を付けて逃げてしまう。
・ミーティングで仲間全員集まる
賢者はメインキャラのトラウマ克服作戦として、メインキャラが使用している「逃げる口実」を封じ、トラウマと無理やり対峙させる。(クライマックス
(この話では、メインキャラは「それぞれに役割があって、自分はMCだからセンターには立たない」と主張するのに対し、賢者は「次のライブでMCを別のキャラにやってもらう」とする)
3話終了。
2話分で終わるとしたら、ここが恐らく物語中盤、ミッドポイントになります。
なので、ミッドポイントからキャラがとうとう問題から逃げられなくなる、この定石にもちゃんと当てはまってます。
3,4話で一話分としたら、4話が終わり次第まとめます。
●ちょびっと感想
・推しのアイドルが緊張でソロが歌えなかった時、
信じてたのに・・・みたいにショックを受けるのは違和感。
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