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小説「キャプテンサンダーボルト」プロット抽出 プロット作成に使えます

※今回はエクセル配布なし


●全体の特徴
・スクリューボール型主人公と大切なものを守るために動く相棒
・謎解きメイン、プラスアルファでアクション要素といった配分。
・捨てカット多め。会話での説明や伏線も多い。
・原作は小説ですが、映画のプロットの方が使えそう。
・実際はかなり細かくサブプロットがある(サブプロットの中にサブプロットがある入れ子構造も結構ある)。
でも細かすぎて使えなそうなので、大まかに三つだけ抽出。

※メインプロットは●、サブプロットはSと表記。

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●プロローグ ※女記者の過去、物語の謎、これからの不穏の提示。
・さりげない場所の説明と物語の暗示(野球の話で)
・とある男と、記者の女が喋っている。二人がここにいることの説明(女がたまたまよったバーに有名な男かいた)
・女は男の職業と性格を利用し(胸を出し、仕事を誉めナンパを上手く回避しつつ)、このあと物語の核となる事件の情報を引き出そうとしている(困難と対立)
・人を引き込むミステリ紹介。
・女の知りたい情報の謎がわかってはまた付着していく。

3%

●セットアップ
〇主人公視点
S1【セットアップ】
・主人公が知り合い(ホテルマンで仕事中)に会いに現れる。場違いな格好(ホテルにアメカジでくる)
・物語のキーアイテムの話や、今そこで何があるかがさっと語られる(野球と、ホテルで何の会合かあるか)
・主人公の今の職業もさっと分かる(汚い金儲けをしていそう)
・もう一人の主人公(相棒)の話題も少しだけ出る
・ホテルで何が行われているかの話に戻ってくる。主人公が何をしに来たのか語られる。友人が騙された詐欺師から金を取り戻すための、わざと詐欺にかかる話で、場所が急遽ここに決まった。その片棒を担がせるために現れた。
(※会合場所の部屋番号のメモを渡される、どんな取引かも少し説明ある)
・再び主人公の現状を探られ(古いアメ車をもっていて金がないことを口火に、なにか憂いている)、アウトローだが、他人のために借金を負いまくってるやつだとわかる(性格説明)
・主人公は友人に片棒を担がせ、とその場を後にする
・すぐに友人の同僚が現れて誰かと聞いてくる(絡まれていると勘違いした)
・同僚に対し、アイテム(野球)の説明や、主人公と相棒に昔何かあったことを少し回想。
・同僚が休憩に行くとき、頼まれ事をされる。主人公と同じような注文を付けてきた連中がいたから受け継いで欲しいと。会合場所の部屋番号のメモを渡される。
・似たような案件で不思議に思う。そして注文を付けてきた相手が両者真逆なので間違うことはないだろうと内心思う。(アウトロー、スーツを着た商談相手)
※恐らくは部屋番号を間違って渡してしまうのだろうと読者は予想できる

6%

S1【忍び寄る悪者】
・主人公が仲間と共に会合。相手とどうも話が噛み合わない
・相手はなにかに気づき、主人公に静にしてろと言う。主人公は不意打ちで相手の弱点を入手(取引のものがはいっているアタッシュケース)
・これが物語のマクガフィンになる。有利になった主人公は相手の言葉を聞く。
・勘違いがどうやら本当だとわかりはじめ、さらに相手が自分達のようなチンピラではなく本物のマフィアだと知って緊張感高まる。
※短いタイムリミット

S1【ピンチポイント2】
・本当の取引相手が殺されてしまうところをテレビ電話で見せられる。
※事態はどんどん悪化
・男に嵌められてピンチに。相手が本気を出してマクガフィンを奪いに来る。流れで相手の仲間も入ってくる(絶体絶命)

S1【死の臭い】
・絶体絶命の時、従業員と警備員が部屋に入ってくる
・窮地は抜け出すが、主人公は相手の欲しいものを持もったまま逃げ出すことになる。
(つまり追われることになる)
・一旦仲間とわかれて、愛車の元へ。愛車の説明。冒頭でもあった主人公の金が必要な理由(動機付け)の説明。そして今回の事件に巻き込まれたというところに戻る。
・駐車場の愛車にのって、とりあえずこの場を離れる
・相手から奪ったスマートフォン(マクガフィン)はそれから考えることに。
・マスコットが出てくる。出発前に預かっている犬が絡んでくる。追っての足音が聞こえたので仕方なく車に押し込み発進。

〇駐車場の敵視点
・今対峙した敵と、日本で活動するために雇われた日本人、そして未知の敵組織がいる。
・今後どうするか話し合い、日本人がマクガフィンを取り戻すと約束(スマホなのでGPSで追跡できる)。
・未知の組織側に怪物みたいな敵がいて、もう用済みの先ほど対峙した敵を殺してしまう(敵のヤバさを紹介)。
・雇われの日本人は品を取り返すため急いで主人公の元へ向かう。

10%

〇相棒視点(初登場)
S2【セットアップ1】
・子供と病院の待合室。金銭面の工面などの葛藤などを説明。子供のこと(アレルギー)に会わせて物語の不穏要素を紹介(ウィルスのこと)
・昔話をしながら主人公の話が出る。ケンカ別れしていることも説明。
・子供のワクチンの話をして物語に関係する病気(村上病)が語られる。
※この回想シーンはほぼ説明
・回想終わり。子供と注射を打ちに行く。そのエピソードに加え、財政を圧迫する理由や主人公の仕事と副業の内容が少し話される

15%

少し過去の話。
・主人公が仕事の傍ら、副業(アウトローではないが、企業スパイ等のちょっとヤバイ仕事)をしているシーン。
・表の仕事の上司もそれに関わっていて、裏家業について話す。目的のものを渡した後、相棒がこの裏家業に携わることになったきっかけの回想(表の仕事と関係がある)
※裏家業の仕事の説明なので興味が湧く

S2【冒険の誘い】
・これを金にいかせないかと考え、子供のためにリスクを承知でやってみようと思う。
・相棒の元に冒頭に出た女記者がやってくる
・主人公の裏家業を聞き付けてやってきた(方法は知らないが、腕のよい情報屋である)
・記者は冒頭であった話を少しここでする(戦時中のビラ)主人公は金になりそうだな、と思っている。
それが半年前。
・とある場所から相棒は情報を得る。興味が引かれ、そこへ向かうことになる。

18%

S1【闇夜を彷徨う魂(問答2)】
〇主人公視点へ
・相棒の次なる情報の場所に、どうやら主人公がいる(映画を見ている、※映画のなかに愛車が出てきて場面を繋げている)
・タイムリミットが迫っていることと、手に入れた品をどうしようか憂いている(借金を返せなければ親との思いでの家が取り壊されてしまう)
・マクガフィンを漁ると手がかりらしいものが見つかる(前の相棒と記者の会話で出てきた内容が少し出てくる。病気の発生源の場所や地図など)
・敵から連絡が来て焦る
・敵から交渉を持ちかけられる。品を渡せば金をやるから返せ、と迫ってくる
・主人公は迷う。一応交渉に乗る。金を用意するからそこで待ってろと言われる。

20%

●冒険の誘い
S2【インサイティングイベント】
・トイレに行くと、先客がいる。相棒と記者のやり取りで出てくるもののモチーフを口ずさんでいる(戦隊もののテーマソング)。主人公は相棒のことを思い出す。相棒に酷いことをして別れたことも思い出す。
・目を合わせると相棒だった。両者驚く。一瞬昔話。
・昔話に花を咲かせた後、わだかまりがなくなり、主人公は相棒を仲間に誘う。これまでの動機付けが役立つ言葉「金、欲しくねぇか?」

●主人公は食らいつく、相棒はS2【問答】
・主人公は冒険にさそうが、相棒はこれを拒否。
・敵からの連絡がきてしまう(タイムリミット)
・主人公は敵に会うためほんの少しだけ協力してもらい、マクガフィンを預けて敵に会いに行く。相棒には隠れていてもらう
・待ち合わせた敵に会いに行く主人公。邂逅するが、何故か死んでしまう。困惑していると、未知の組織側の怪物(銀髪の怪人、ラスボス)が近づいてくる。あっけなくつかまり質問責めに。
・相棒が主人公が拘束されているところを遠くから見ている。目が合う。
・二人にしかわからない合図を出す(野球。
・主人公はとりあえずその場特有の場所へ敵を連れていく(ここは映画館。映画の盛り上がりのシーンとこの緊張を上手く合わせる演出)
・案内してタイムリミットが迫る。相棒が手助けしてくれる。(相棒が仕掛ける前にもうひとつ些細な騒動を起こす二段構え)
・主人公はなんとかその場を逃げ出し、相棒と合流。一緒に来いというも相棒は巻き込まれたくないので拒否。しかし成り行きで一緒に逃げることになる
・相棒は「俺はすく降りるからな」とまだ問答中

25%

・二人にしかわからないサインの所以(野球)を、回想を交えて相棒が思い出している
・車の移動中に世間話、さっきの敵はなんだったのか主人公に問いただす。

●プロットポイント1 S2【プロットポイント1】
・相棒は帰ろうとすれば帰れたが、主人公と出会ったときの一言が気にかかっていた(金欲しくねぇか?)
・主人公の誘いの内容を少し知ると、自分の副業で調べていることと関係している(記者が調べていること)
・二人の情報を合わせて、やはりマクガフィンには二人の目的が叶えられそうな可能性があると知る。主人公は再度勧誘。相棒はまた拒否するが、とりあえず最初だけ協力することにする
・今事件があった場所にヒントがあるので、戻る(映画館の支配人に話を聞きに戻る)

30%  2幕へ

●セットアップ2
〇敵視点 ラスボスのヤバさを見せる。
・ラスボス(銀髪の男)が作戦失敗を知る。
・特に動揺せず次の作戦に移ろうとしている。協力している組織たちのリーダーを殺してしまい本部も乗っ取ったため、無駄な抵抗はやめて協力するようにいう。
・ラスボスは主人公たちの名前や所在、情報なども手に入れ、主人公たちのもとへ向かう。

〇主人公視点
S3【日常が破壊される予兆】
・主人公の持つ日常的なアイテムが使えず、嫌な予感がする(カードが使えない)
・主人公は野生の勘でその場を逃げ出す(警備員がATMの回りでなにかを探してる)
・現場へ戻ってきた二人。手がかりを探すために中へはいる(警察の捜査中で立ち入り禁止のテープがある)
・老婆のスタッフに案内される。
・支配人から鍵となる映画の話を聞く。調子が乗ってきて、普通は見せてもらえないような秘密のアイテムを見せてもらえることになる
・支配人の秘密の部屋へ。手がかりっぽいものがどんどん聞き出せる。支配人から、目的には一番近くなりそうなアイテムの紹介がある(公開中止になった劇場版を持っている)
・そのアイテムは二人がなせなかった思い出のもので、主人公と相棒は大興奮する(見たかった劇場版のヒーロー)

S3【インサイティングイベント】
・それを見ている最中に、目的地への常識が覆されるようなものが写っている(生き物が住めないとされていた池に魚が跳ねているのが写っていた)

40%

S3【問答】
・アイテムの謎を語る二人と支配人。憶測の域をでないので、助っ人を提案。本来このアイテムをダメにした張本人に連絡をつけてみようということになる(映画の主役。伏線があった(オークション)

S3【プロットポイント1】
・しかし警察組織が現れ、主人公は身柄を拘束されてしまう。相棒と支配人はなんを逃れる。(この間に犬と老婆のエピソードや、これまでの状況整理などがある)

S3【セットアップ2】
〇記者の女視点
・目的の人物と会っている。自分の過去の記憶やと、物語の事件に関することが明らかになる。さらに次の謎が生まれる(※ゴールへの道に近づくと別の困難が発生して遠回り)
・相棒から電話がかかってくる。前のシーンの主人公が襲われる直前の様子で、秘密を掴んだこと(幻の映画を見た)を報告された瞬間、バタバタと電話が切られる。
・切られる瞬間に〇〇で落ち合おうと約束する

〇相棒視点。
・記者との待ち合わせ場所に向かっている。
・回想、主人公が捕まり、どうしたものか迷っていると支配人に逃がしてもらう。(※ばれそうになるがその場にあるアイテムを使ってなんとか切り抜ける)
・主人公が託したアイテムを取り損ねたが、マスコットが取ってきてくれている。
・ようやくたどり着き、記者と再会する。記者主導で何処かへ向かう(レンタカーで目的地へ走る)。その最中に映画館の経緯を話す。
・映画の中の謎を聞き、記者も自分の過去と目的を話すきっかけになる。ここでも二人の知っていることをすり合わせてゴールに少し近づいたように思えるが(新事実が少しわかるか、予測できる)、結局のところ何もわからない。
・話を続け、きな臭くなってきたので相棒はこの冒険を諦め家に戻ると記者へいう。
・記者は相棒を送っていく事にする。相棒を家まで送り届け記者も帰ろうとするが、途中でマスコットが飛び出し、相棒へ帰すためもう一度引き返すことに。

〇相棒視点
・出かけているのか家に誰もいない。ニュースを付けてみると、衝撃的な内容が流れる。物語の核になっている病気の、久々の感染者。
しかもそれが主人公かもしれない情報。

50% ●ミッドポイント

●忍び寄る悪者
S3【ピンチポイント1】
〇記者視点。
・相棒の家へ戻っている。丁度妻子が戻ってくる。主人公を捕まえた警察も来る。思わず記者も出ていく。
・結局警察は家に入ってしまう。相棒は気付き、記者は早く逃げろと合図。相棒が逃げてくるので記者は時間を稼ぐ。相棒は記者の車に逃げる事に成功し、二人はその場から退散する。
・逃げる時に家から何か新アイテムを持ってきている。
・車の中で互いの状況確認のあと、持っている情報をすり合わせるが、結局ほとんど何もわからない
・話がひと段落し、相棒は持ってきたアイテムを記者に見せる。副業でやっていたもので、諜報に使えるもの(コピー機から情報を盗む)。それで主人公に関する情報を拾うことを試みる。
・雑談で捨てカット
・主人公の居場所が特定でき、移送先もわかる。主人公の状況がかなり不味いことにあると分かる。主人公の隔離されている所へ行く。

〇相棒の家族視点。
・相棒が帰ってこないことをかなり心配している。警察の話でちょっとした読者へヒントもある(主人公は予防接種を受けたが、受けていないことになっている)
・相棒は警察にばれないよう、機転を聞かせて自分の現状を知らせたり未来への希望を持たせることをしている(おもちゃの録音機能を使っていた)

S3【ミッドポイント】

S3【忍び寄る悪者】
・主人公が隔離されている場所に潜入。
・記者の知り合いを発見する。主人公に関する情報を持っている可能性が高い。
・記者が情報を探るのを待っている最中、相棒はラスボスと出くわす。ラスボスは相棒の顔を知らないので、難を逃れる。
・記者が情報を取ってきて、主人公の居場所がわかる。
・主人公の元へ急ぐが、警備が厳しく近づけない。記者がふとここに主人公が居ない可能性も考える。主人公が中にいるか二人にしかわからない方法で確かめる
・潜入がばれそうになるサスペンスを挟み、主人公がいることがわかるイベントがあって(口笛が帰ってくる)。

S3【ピンチポイント2】
〇相棒たちがさったあとの警察視点。
・記者が話を聞いた同僚と、もう一人厄介そうな警察組織のキャラ(仮にキャラA)が話をしている。主人公の様子をちょっと見せる(拘束されている)。ラスボスとは敵対関係にある事も知らせる。
・主人公を護送する中でのこの二人と警察の作品のモチーフに関わる会話(捨てカット。野球の話)その会話の中の流れと護送中のトラブルが同期する。(野球では応援しているチームが打たれ、護送中で前の車が爆発する)
・主人公を奪うためのラスボスの襲撃。ラスボスとキャラAが出くわし戦闘開始

〇相棒と記者視点
・追い出され車まで戻ってくる。目の前で主人公が護送されていく。主人公と記者は負う。
・捨てカットの会話を入れた後、追いつく。主人公は事故現場の中に入っていく。
・諦めた後、発見する(上げる前は一旦落とす)。主人公を何とか連れだし、記者の元へ。ラスボスの攻撃が来るが逃げることに成功。

60%

〇ラスボス視点
・キャラAをあっという間に沈めていて、主人公たちを取り逃がしたラスボスは次の手を打つ。襲撃を受けた警察組織は緊急措置を発令。

〇主人公達視点
・主人公が夢を見ている。このまま目的が失敗したら起こる夢(母の家が壊される)
・起きると、記者の車の後部座席にいる。主人公と記者はあまり相性が良くないことを示す会話。
・主人公に現状の事を話し状況整理。少し昔話。最後の方に次のシーンへのつなぎ(夢の話の後に、俺達も夢がかなうかも、レッドに会えるかもしれないぞ)
・記者が問題を発見し話を遮る。(検問がある)
・この問題はラスボスが蒔いたもの。主人公はギリギリのところに隠れる。(※見つかるかどうかのサスペンス)
・難を逃れ、相棒が云っていた夢を叶えに行く(これは前半部分であった伏線で相手とコンタクトが取れるようになっている)
・目的地へ着く。目的の人物が現れた思ったら、現れたのはラスボスだった。(車でアクションしながら現れる。※普通に登場したらつまらない)

65%

ピンチポイント2
・主人公と相棒が対峙する(記者は車の中にいる)。
・謎の男が地の利を利用して加勢、一気に逆転。記者が人質に取られる。
・ラスボスは主人公達が目的のもの(最初からラスボスが欲しがっていたもの)を持ってくれば記者を返す。といっていなくなる。(交渉日時は後にさらっとある)
・謎の男の正体は待ち合わせていた人物だった。

・ラスボスの欲しいものを取りに行くことになったが、それは二人の目的達成にも関係している。そこへはマクガフィンで行ける。
・憧れのキャラ(以下支援キャラ)も巻き込まれ、一緒に行動。
・移動中、支援キャラと謎を語り合う。これまでの重要な謎が回収されていく。衝撃の事実(国家レベルの隠蔽)
・ラスボスの欲しいものについての言及もあるが、そこまではわからない。物語の核になっている病気も、もしかしたら存在しないかもしれない情報も得る。
・支援キャラはいけない理由が発生し、ここで別れる。支援キャラに背中を押され、二人とマスコットは目的地へ急ぐ。

72%

S3【死の臭い】
〇主人公と相棒視点
・移動中ニュースを見ると、とんでもないことが起きている(世界同時多発テロが起きている)自分たちの巻き込まれていることの暗示。
・目的地について、目的のものを回収するためにさらに進む。道のりは険しい(夜の山道)

S3【闇夜を彷徨う魂】
・何度も道を間違え、迷う。主人公のせいで大分時間を取られる失敗。それをきっかけに、主人公は相棒へある事を謝る決意をする。冒頭に会った、二人が出会う前に気にしていた、主人公が昔相棒にかけた迷惑がここで語られる。
・回想シーンでそれを見せる。
・素直に謝る。相棒は特に恨んではいない。きちんと腹を割って友人関係を再確認&より深くする。
・道を引き返し、新たな道を探すときにマスコットがたまたま道を示す。活路が見出される。
・暗証番号を入れて最終段階の道へ。すぐに道を見失ってしまうが、再びマスコットに頼ることにする。
・最後の扉へたどり着く。だがそこにもセキュリティがあり、今度こそうまく行かない。さらに頼みの綱のアイテムも使えなくなる(スマホの充電が切れる)。

S3【プロットポイント2】
・万事休すだが、相棒はあきらめない。ここで今までの伏線を生かしてセキュリティを突破。
・奥に進む。目的のものはすぐに見つからない。創作を続けると、目的のものを発見。回収して急いで戻る。

80%

・物語に起きた事件当時の話(ここ全部捨てカットだと思う)
物語の事件の発端で何が起きたかが語られる。主人公達が手に入れたラスボスの欲しいものの正体も少し明らかになる。(「聞いたか坊主」と地の文で説明連発)

3幕へ

●最後の晩餐、クライマックスへの準備
・ラスボスとの待ち合わせ場所に急く主人公と相棒(とマスコット)。これまでに起きたことのリアクションを兼ねた会話。ラスボスとの決戦に備える。武器を調達。作戦準備(伏線的なものも張る)。

●偽のクライマックス
・ラスボスが現れる。相棒は隠れ、主人公と一対一で立ち会う。決戦前の口上。
・緊張のまま、お互いゆっくりと欲しいものと人質の物々交換。ラスボスは目的のもので何かをしだす。(真のラスボスの胎動。真のラスボスはバイオテロ用のウィルス)
・主人公は助け出した記者から「それが大量破壊兵器につながる」と情報を得る。
・主人公は得意技で(口から出まかせ)で一時的に猶予を稼ぐ。
・主人公はラスボスにボコボコにされる。作戦実行するが、ラスボスにはバレていてこのままでは相棒が死んでしまう、と記者に(読者に)思わせる展開。
・実は別の作戦を立てていて、相棒が奇襲し、主人公が追い打ちをかけてラスボスを倒す。これは二人ならではの倒し方で、冒頭にあった伏線も活きている(冒頭にピッチングマシーンでボールをぶつけようとした)

●ラスボスの置き土産
・ラスボスを倒したが、真のラスボスが動き出していることに気付く(バイオ兵器が起動しタイムリミットが迫る)。

90%

・ラスボスを拘束したまま真ラスボスをなんとかするために情報を得ようと、起こす。
・ラスボスは皮肉の遺言を残して自害。遺言にちょっとしたヒントになる。(バイオ兵器の中身が物語の核である病原菌)
・次なる作戦を立てる(どこかに生物兵器を捨ててくる)
・記者に警察の時間稼ぎを任せ、ラスボスの武器を奪い(ライフル)、主人公と相棒は真ラスボスをなんとかしに急ぐ。
・移動中ニュースを見て情報が入り、ラスボスの(組織の)目的や、現状世界がどれほどヤバいかの説明がされる。(世界同時テロ)
・今行おうとしている作戦を利用して、自分たちの目的も達成してやろうと目的地を変更(銀行の地下金庫に入れ、そのまま金も盗む)
・目的地につくが、最後の門番が居る。(責任者が一癖あり、ライフルにも動じない上、別の第三者機関が査察に入っている最中)
・なんとか責任者を説得し真ラスボス封印へ急ぐ、タイムリミットはすぐそこ。

95%

・本当のギリギリで封印に成功する。ここの場所を知っていたのは相棒パートの冒頭部分で伏線がある。
・その場所の責任者が現れ、協力してくれた理由も話す(弾三者機関の査察が中止になるので、ウィンウィン)

●エピローグ
・相棒は家族と物語のモチーフになったものをやっている(野球観戦に来ている)
・偶然記者が居て、事件の顛末を語る(人物のその後やラスボスの組織や真ラスボスがどうなったか、主人公と相棒がおとがめなかった理由、その後の捜査でこの事件の裏側が明らかになったと読者は知る(地の文で説明)
・クライマックスの時の協力者のおかげで、主人公と相棒の問題も解決される(金持ちなので、感謝と称して金の問題を全て解決してくれる)
・相棒は記者に別れを告げ移動すると、物語上初めて主人公と出会った時と同じシチュエーションに出くわす。主人公に久しぶりに再開する。記者と主人公はいつの間にかそういう関係になっていたと知る。
・さらにそこへ中盤の支援キャラ(ヒーロー)が偶然に現れる。事件が丸く収まったことを喜ぶ全員。


終幕

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