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採用活動でAIができることとできないこと

4月2日の日経産業新聞11面より。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70261710T20C21A3TJ2000/

人事部が業務でAIを活用することによる課題を弁護士の方が解説しています。

記事を読んで「あちゃー!」と思ったりしています。

なぜか?日本企業は総じてAIに期待しすぎです。

民間レベルで使えるAIでできることは「計算速度が猛烈に速い」と「数千人規模の計算を同時並行で進められる」と「計算に忖度が一切ない」です。

その計算をするための計算式と変数の元ネタは、人間が用意しないといけません。

この非常に重要な箇所を日本国民はほぼ全員見落としている。

よって、記事の見出しより「採用・評価、判断に偏りも」とありますが、この「偏り」と見做してしまう原因は、AIに対して人間が用意しなくてはいけない計算式と変数の元ネタです。

このため、その元ネタを経営層と人事が入念に作り込み、その作り込んだ結果を全社員に公開すれば、「これが私の仕事の評価基準なのか!」と納得してくれます。

全く難しくない。

よって、企業は「計算式と変数の元ネタ」つまりは、職務記述書とか評価基準とかを正確に作ることが非常に重要だよ!

新卒採用も全く同じことでして、AIを導入すると人的工数がものすごく減ります。

素晴らしい。

ここから私は、新卒採用にAIの導入を猛烈にオススメしています。

AIによる新卒採用も「計算式と変数の元ネタ」つまりは、「あなたの会社に入社して欲しい就活生は、どんな性格でどんな能力を持っている人なの?」を正確に文章化と数値化ができていないと、AIを導入しても新卒採用は絶対に失敗します。

ここが非常に重要。

よって「あなたの会社に入社して欲しい就活生は、どんな性格でどんな能力を持っている人なの?」を正確に表現するできるようにするために、就活生が自己分析を行うのと同様に、あなたの会社も自己分析をすることが、新卒採用を確実に成功するために非常に重要だよ!

そういう話しを私は頻繁にしているよ!


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