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ビジネス書を1冊1時間で読む方法

こんにちは。タカダです。皆さんは本を読み終わるのに何時間くらいかかりますか?大体の方は3~4時間程度だと思います。

読破に時間がかかると、途中で飽きるしサクサク何冊も本を読むことが億劫になりますよね。

この記事でお伝えしたいのは、しっかり体系的な方法で読むことで、学習効率が高く、かつ1時間程度の時間で読み終えることが出来るようになるTipsにです。

ちなみに、目を早く動かして文章をまとめて捉えて読み進める、いわゆる速読ではありません。速読は中学生の頃にチャレンジしましたが、全然出来ませんでした。。本当に出来る人がいるのかといまだに疑心暗鬼です。。

(でも音声については、倍速にして聞いても問題なく理解できるので、速読も理論上可能かと思います!)

問題点を明確にしてから読もう

読書する上で重要なポイントは、その本で何を得たいかという目的意識を持って読む事です。

何となく読み進めるのではなく、何をこの本で身につけたいのか?を考えて、それについての内容だけ抽出して読むことが大事です。

全ての内容を一度に把握し、さらに複数の読んだ内容をアウトプット・アクションに繋げるのは難しいですよね。

例えば、組織について課題を感じている時に読書するケースであれば

1.直面している組織課題の解決方法がないかを知りたい
2.組織課題の中でも特に最も課題に感じている、部下のモチベーションコントロールのTipsが知りたい
3.モチベーションのコントロール方法という内容だけに絞って読む

とこういった具合で読むイメージです。

本の内容の8割を捨てて読む

自分が知りたい知識の1点にフォーカスすることで、それ以外のページは飛ばせるので、読むページの絶対量が少なくなります。

仕事でもよく選択と集中と言いますが、たくさんある仕事や事業の施策のうち20%が大半の影響を占めているクリティカルな仕事・戦略です。

読書も同様です。これが、早くて質の高い学習を出来る理由です。

初めのうちは、違和感があって難しいですが、思い切って目的と関係ないページはガンガン読み飛ばしましょう。

イメージ的には、Google検索で色々な記事を読むのと同様です。

Webで目的のサイト・内容を探す際、サイトを開いてすぐに何が書かれているかを認識して目的の内容でなければ、直ぐに離脱しますよね。

本を読む際も同じようなマインドで読むべきです。本の購入価格を気にしているから全ての読まなければいけないと思い込んでいるのです。

大事な部分は熟読

目的に沿っている重要な内容については熟読して、頭の中で何かに活用できないか?活用するならどうするか?などを考えながら読みましょう。私の場合、本を読むのをやめて考え終えるまでしばらく読書を止めています。読み終わった後に考えようとしても内容を忘れているので、読んだらすぐに考える癖をつけてください。

そうすることで、読み終わった後の何をやるかのアクションに繋がるので、ただ読んだだけで何も覚えてないというあるあるを回避出来るようになってくると思います。

同じ分野の本を数冊読むことで、より深い理解を

より深くその内容を理解するために、同じ分野の本を3冊以上読みましょう。同じ分野の本なら、大体同じ内容がいくつか出てくるはずです。

別の本でも解説されるような内容なら、それはとても重要な部分というです。つまり、その重複する部分だけをしっかり覚えれば十分ということになります。

同じ内容でも、各筆者が書く本ごとに別の表現や解説がなされています。別の角度から解説されていることで、同じ内容の解説を何度も見るよりも、より深い理解が出来るのです。

偉そうに書いていますが、まだ私も質の高い読書が出来ている訳ではありません。。毎日一冊読める程度に頑張らなくては。


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