見出し画像

そっちゃん、スパルタ知育トレーニング開始します!!!

僕は5歩くらい歩けるようになった。

階段も登り降りができる。
階段を降りるときは僕は後ろ向きになり、
足を下の段にしっかりつけて降りる。

歩くことはもちろん、
ハイハイだって、階段の登り降りも、
こうやってやるんだよ。とは、
教えてもらってはいない。

でも、ここからは『知育』だ。

物の認識はもちろん、
言葉や挨拶や思いやりだとか…

今まで教えなくても出来たから!と、
両親がそれに怠けて何もしないと…
僕は言葉も喋れなければ、
何が何で、何が何か、
さっぱり分からないとなってしまうわけだ。

例えば…、
ママは面倒くさがりどころか超絶不器用により、
餃子をうまく焼けないどころか、
餃子をそもそもうまく包めない。
手先をつかう作業が致命的にダメで、
餃子のヒダをうまくつくれないのだ。


そんなこんなで我が家の餃子は、
プラパンに餃子の皮を敷き詰め、
その上に餃子のタネをのせ、
そして餃子の皮を被せる。
『ビックリ餃子』だ。

そして…
僕はこの『ビックリ餃子』を『餃子』と
認識をする。
となると、僕のなかで『餃子は包むもの』との
概念がなくなってしまうのだ。

だからママは、
「餃子は包むもので、
 これは、ビックリ餃子だよ」と、
教えなければならない。

と、いうわけで…
ここからは両親との関わり合いが、
とても重要になるというわけだ。 

ママは何を血迷ったのか?
数年前に建設の学校に通っていたことがある。

手先が不器用のママには、
細かい作業はもちろん、
真っ直ぐに線を引くことも、
カッターやハサミ、ノリを使う、
模型作りはもはや壊滅的だ。

たくさんの生徒がいるなかで、
先生とマンツーマンだった。
カッターを使ってまっすぐ切ることから
指導された。

ひとまわり近く年下の周りの子から、
世話を焼いてもらい、
やっと完成した模型は、
歪んだ崩壊寸前の建物だった。

卒業間近となり、
あたり前のようにみんな
建設関係の仕事に進路を決めた。

ママは一通り建設を学び、
自分にはとうてい無理だと判断していた。

ママは友達に聞いた。
「ねぇ〜?わたしには何があるだろう」と。

友達は笑いながらこう言った。
「たっこには、
 諦めない根性とコミニュケーション能力がある、
 だから何とかなる!」と。

その友達は、
不器用で先生にサジを投げられながらも
心折れずに模型を作り続けた姿と、
クラス全員を巻き込んで助けてもらい、
崩壊寸前の模型をクラス一丸で作り上げたことに
感動したというのだ。

今こそ!その、
『根性とコミニュケーション能力』を
発揮する時だ。

僕に積極的に話しかけてもらい、
ただ僕は話しかけてもらっても、
言葉は返せない。

その一方通行のつまらなさは、
なんとか根性で乗り切ってほしい。

きたる…1歳半の健診には、
このようなステージが用意される。

・意味のある単語を3〜5つ喋る。
・指差し。

ワンワンは?と聞かれたら、
ワンワンを指で示す。

僕はもちろんまだできない。

僕がこのステージで、
流暢な言葉を喋り、
華麗に指差しが出来るように、
両親には頑張ってほしい。

そして3つの積み木を上手に積み上げ
僕はそこでドヤ顔でキメたいと思っている。

1歳半の4月を目指し、
トレーニングを開始しなければならない。

僕が2ヶ月はやくうまれたから、
月齢成長は遅くてもいい…
そんな言い訳は聞きたくはないぞ。

僕は両親に対してスパルタだ。
僕は「すごいね〜。」と保健師さんから
拍手喝采。
そして僕は「にこり」
これをイメージしているのだ。


ちなみに僕のパパは…
建築関係の仕事をしており、
施工管理業務、現場監督だ。

てっきり器用かと思っていたが…
パパが貼ったでこぼこしたクロスをみると、
どうもそうでもないらしい。

両親から引き継ぐ、
ありがたいDNA…
工作は…そうだな、諦めよう。


今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

そっちゃんでした。


この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?