見出し画像

稲荷神社の本当の神様は狐ではない?

平安時代は渡来系の人達の仏教と原住民の蛇信仰が混在していた

伏見稲荷下社に秦氏が降った

この様な比喩表現となっていますが、つまり侵略したことは間違いないと言われています。その理由は、伏見稲荷というのは稲荷山の麓にありますが、その稲荷山は原住民の縄張りでした、その稲荷山を攻め入ったという話があるからです。

渡来勢力(秦氏)は強くはあるが、原住民の勢力をまだまだ警戒していた

宗教というのは思想そのもであり、それをコントロールする事は、武力を用いない心理的や侵略や、物事の鎮静化につながったりします。それを秦氏をはじめとした天皇は古代から今に渡る長き間に少しずつ侵略を繰り返してきたのでしょう。

明治の国策にもそれは現れていた

明治時代の神仏習合というのも、分析してみると権力者の力を増すために行われてるという事がはっきりわかります。以下をご覧下さい。

「イナリ」という言葉に乗せた日本の原初の神への背乗り

~発音が一緒という侵略テクニック~

皆様は「イナリ」という言葉に何を思いますでしょうか?現代ではほとんどの方が稲荷神社=狐を思い浮かべるのではないでしょうか?

【実は二つの物を表すイナリという言葉】

神仏習合の前には実は原型としての「イナリ」という言葉と、「混合した後のイナリ」があるのです。

●日本原住民の信仰する倉稲魂神(ウガノミタマ)

稲が倉にいっぱいにあふれるというく商売繁盛・地主神

農民の場合は【稲成り】の神として厚く信仰されてきました。

※現在の感覚だと語呂合わせのように見えますが、古来の日本では「言霊」言葉にも神の存在を信じていた時代であり至極当然の考え方でした。

●仏教上の【稲荷】という言葉

大黒天に属する夜叉の一つで、自在な通力を持ち人の死を予知し、その心臓を取って食うという存在であり、その法を修すれば自在の力を得るとされています。更にその本体は狐の精とされ、飯綱権現とも称される。

~以上~


ウガノミタマちゃんてなんでしたっけ?そう大蛇ですね(^_-)-☆

日本原住民:蛇信仰:稲成り

渡来系侵略者:狐信仰:稲荷

同じ「イナリ」という読みを使っていてもその内容が全く異なることが分かります。


日本原住民て?そうミシャグチ様信仰に代表される縄文人ですよね。

今稲荷神社どうなっていますか?

それが勢力争いの結果です。ウガノミタマいないですよね。彼らが何をやったか?ちゃんと目を開いてみましょう。

そしてこういうのを見ると別の稲荷神社の伝記を見てもあいちがいないので、日ユ同祖論とかで狐を刷り込んでくるのが嘘だという事になりますね。正確には狐を持ち込んだ秦氏が蛇信仰を取り上げて狐にすり替えただけでしょ。

不思議な話にすり替えようとしていますが、博物館などの資料を見ても単に侵略しただけでしょって誰が見ても簡単にわかる事です。

この話を皆様が知らないとすれば御用学者が(笑)暗躍されていたという事でしょうね。

参考文献:江戸の町は骨だらけ・各稲荷神社来伝より



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?