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●神様について

 世界中には神道、仏教、キリスト、イスラムなど様々な宗教が御座いますが、元は全て同じ神様です。これを万教同根と言います。
 
●2019年4月に神様よりお知らせがありました。
「万教同根を世に広め、神の愛を説く事が役目なり 人の文明ある所に、神は予言者を下し教えを説く 国々の生活や文化、風習、年代の違いにより思想が異なり、それに相応した教えあり、それが宗教である。各国、地域に合うべく教えがあるも、元は全て同じなり。」
 
皆様の思う神様とは、神社や宗教団体などで崇められている固有の神様などを想像される方もおられるかと思われますが、神とは自然の働きの事でありまして、宇宙の循環、太陽の日の恵み、月の恵み、野山など大地の恵み、雨風の働き、海、川、湖などの恵みなど自然の恵みを太古より感謝し敬ってきたのです。
 そして、この神の働きが一瞬でも止まる事があれば、この世の人間や動植物など、全ての生物は生きて行く事が出来なくなります。
この万物を育む働きを神と言い、太古より敬ってきたのです。
 また、日本では、それぞれの働きにより御神名が付けられていますので、日本では八百万の神様が居ると言われているのです。
「神を信じない」、または「居るのであれば見せて欲しい」という方がいますが、これは神というものを正しく理解していないのでこのように言われているのです。
万人が、もう既に「神を見て、神と触れ合い、神に溶け入り、神の恵みを受け」助けられているのです。
 
さらに、詳しく神様のご説明しますと大宇宙の始まりにただ澄み切った何も無き「無の状態」に、靄のような無形、無声、無色の霊となりました。
この霊の事を宇宙の大元霊と言います。
この大元霊の事を日本の神典(古事記、日本書記)では「天之御中主神」(あめのみなかぬしのかみ)※「天之峯火夫神」(あめのみねひをのかみ)、または主神(すしん)とも言われております。
キリスト教では「ゴッド・ヤハウェ」、イスラーム教では「アッラー」、中国では「天帝」、大乗仏教では「阿弥陀如来」等と呼ばれています。

天之御中主神は(あめのみなかぬしのかみ)、霊や物質の大元の要素を全て完備された「原子の核」のような全ての中に存在する中核の神様(中心の神様)であらせられ、全知全能の神様であります。 

この中心の神様が、火(日、霊)の神様として現れたのが高皇産霊神様(たかみむすびのかみさま)、水(月)の神様として現れたのが神皇産霊神様(かみむすびのかみさま)と申します。
 
この三柱の神様の事を造化三神、または「天の御三体の大神様」と申され、物質の元の火と水の結び(産霊)の「化身(カミ)」であり、生成化育により万物を生み出し世の元を造り固められたのです。
この造化三神の神々様が、世の元の五十九柱の神々様と顕現されて世の立替え立直しの御働きをされるのです。
 
また、月とは水(瑞)の神様の御働きの事で、現世の人々に真の心(火・霊)を伝え心正しく鎮めて、救済する真の教え(理)を、水の如く横に広がり伝え行く御働きの事であります。
この心を救済する道を早く開き、広く世に示して(知らせて)、誠の平和と幸の世としなけれななりません。
そして、嬉し嬉しの完成の世、理想の弥勒の世、地上天国の到来となるのです。
 
※「天之峯火夫神」(あめのみねひをのかみ)は富士宮下文書に記されている元の神様にあらせられます。
※霊(ひ)とは「火、日」であり、真の心とは、直日の霊(火)の事なのです。
 
厳瑞

 
この「天之御中主神」が長い年月を掛け神霊元子が出来上がりました。これを霊素または火素といい、霊系の祖神・高皇産霊神と言います。
 
※    火素は万物一切の中に充実している霊の元であります。
※    天之御中主神の(荒魂・和魂」(厳の御魂)の事を、霊系を主宰される神「高皇産霊 神」と言います。

そして、高皇産霊神の精霊と霊体を完備され顕現された神様を「日の神」「伊邪那岐神」と言います。

次に元子、体素、水素が発生した、これを体系の祖神・神皇産霊神と言います。この二神の霊と体から万物が出来上がりました

※    ここでの水素とは、水素原子の元とも言える元子です。
※    天之御中主神の(幸魂、奇魂)(瑞の御魂)の事を、体系を主宰される神「神皇産霊神」と言います。

そして、神皇産霊神の精霊と霊体を完備されて顕現された神様を「月の神」「伊邪那美神」と言います。
 
この「天之御中主神」・「高皇産霊神」・「神皇産霊神」の事を「造化三神」と言い、神様の中のご先祖様とも言える神々様であります。
※    高地秀で中心にお祀りしている神様であります。
 
神、火水、十、⦿、どれもカミと読みますが、火は縦に立ち上がり、水は横に広がります。この経緯(縦横)の働きを火水と言います。
後に説明しますが、中心の神「天之御中主神」(・ = ホチ)と火「高皇産霊神」と水「神皇産霊神」の結びつきは、人間の本霊と魂と肉体との関係と同じになります。

 ※ これは鎮魂において非常に重要で深い関係のある神様であります。

  • 主神「天之御中主大神」(あめのみなかぬしのおほかみ)

  • 火=日=霊「高皇産霊神」(たかみむすびのかみ)

  • 水=月=体「神皇産霊神」(かみむすびのかみ)

 
この御関係を古事記では、人に例えて、
 日の神の天照大神は「左」の目から生まれました。「左」は火垂で(火・日・霊)の霊系を表します。
月の神の月読大神は「右」の目から生まれました。「右」は水極で(水・月・体)の体系を表します。
青海原を治める神の素戔嗚大神は「鼻」から生まれました。
「鼻」は顔の中央(中心)にあり、気息(呼吸)を司り、左右の穴が開いているのは、霊系、体系の両方のお働きをされるという表しであります。

また、「厳と瑞」つまり四魂(荒魂、和魂、幸魂、奇魂)の全の徳を備えお働きをする神様を、「ミロクの神様・天子様、あるいは「伊都能売神」・「日之出神」と申します。

厳瑞


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