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要約記事の危険性とは?投資初心者が知るべきこと。

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

株式投資の世界では、正確で正しく、迅速な情報収集が成功への鍵です。
しかし、日常の忙しさの中ではどうしても要約記事に頼ることが多くなりがちです。これらの要約情報は実に便利ですが、投資決定を下す際の主要な情報源としては、以下の理由で時には危険性が伴います。
今回はそれを解説したいと思います。



大事な情報の欠落

要約記事では、元のコンテンツから重要な詳細や文脈が省略されていることがよくあります。これにより、投資判断を誤る原因になり得ます。

解釈の偏り

要約を作成する過程で、作成者の個人的な解釈が反映されることがあります。要するにバイアスが入るのです。元情報の屈折、偏りにつながり、投資決定に悪影響を及ぼす可能性があります。

更新の遅れによる誤解

市場は常に変動しており、最新の情報が投資成功の鍵を握ります。要約記事は更新が遅れがちで、古い情報に基づいて決定を下してしまうリスクがあります。何月何日の、何時ごろの記事なのかくらいはどこかに記載がないと、私でしたら正確性に欠けると考え、その情報は斜に構えます。

対策するにはどうする?

  • 原典へのアクセス: 可能な限り、元の記事やレポート、一次情報にアクセスし、全ての詳細を自分の目で確認してください。

  • 複数の情報源を確認せよ: 情報の偏りを避けるため、様々な情報源から情報を得ることが重要です。

  • 市場の最新動向に注意: 定期的に市場の動向をチェックし、最新情報に基づいた投資判断を行ってください。

事実、決算のコンセンサスの数字などは、どんどん変わりますし、出典元でも数字が全然ちがいますので注意が必要です。

どうやら、原点に帰りシンプルに面倒なことをするしかなさそうです。今後AIがもっと要約の重要ポイントを見逃さず見つけてくれる日が来るでしょうか…?

私の考え

要約記事を利用することの便利さは、私も事実認めますし、現に利用します。しかし、私自身が投資の決定を下す過程でこれらの記事に頼りすぎた結果、重要な情報を見落としてしまった経験があります。その記事も決して嘘が書いてあるわけではないのですが、後悔しても後の祭りなのです。

特に、詳細な決算や市場の微妙な動きを理解するためには、原典にあたることの重要性を痛感しました。
どんな仕事でも、最後は人間が確認し理解しておくことは必須だと思います。

要約記事は情報の入り口や時間の足りない方には重宝され役立つものの、深い理解や賢明な判断を下すために、より広範で多角的な情報収集が不可欠だと実感しています。
できる限り時間をかけ、質の高い情報に基づく決定を行うことの価値を、改めて強調したいと思います。

自分のお金を投資する情報は、限りなくクリアが望ましいと思います。


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