投資初心者なのに、米国株が好調らしい。一生に一回あるかないかのブームにのるにはどうする?
こんにちは!個人投資家 TAKA Chanです。
しかし、米国株のAI関連の勢いは正直すごいです。
どうやら私の知らない、経験したことのない相場の大波がきている様子です。
株式市場では、人生で一度か二度だけの大きなチャンスを秘めています。今年に入り、特にAI関連の大小グロース銘柄、S&P 500をはじめとする指標は目覚ましい成長を遂げ、アメリカは多くの投資家にとって魅力的な投資先となっています。
しかし、多くの投資初心者は「どのようにしてこのブームに乗ればいいのか?」又は、「今投資して本当に大丈夫なのか?」と疑問に思ってしまうはず。
この記事では、そんな疑問に対する心構えをお伝えします。
米国株市場の基本
まず、米国株市場には多くの企業が上場しており、それぞれの企業株価の動きが市場全体の動向を決定します。特に、S&P 500は、米国の上場企業の中で市場価値が大きい上位500社の株価で構成される指標であり、広く米国経済のバロメーターとして見られています。
世界でも有数のインデックスETFです。
2023年11月末時点のデータによると、世界の株式の時価総額は約106.6兆ドルで、内訳を見ると、アメリカは47.8兆ドルで、シェアは約44.8%です。
これは、2位の中国(9.7兆ドル、9.1%)と3位の日本(6.0兆ドル、5.6%)を合わせたよりも大きい数字です。
インデックス投資の魅力とは?
多くの専門家は、特に投資初心者に対して「素直に」インデックス投資を推奨しています。
インデックス投資とは、特定の株価指数をベンチマークとし、その指数に含まれる株式を市場価値に応じて幅広く保有することを目指す投資方法です。S&P 500に投資することは、米国経済全体に投資することにほぼ等しく、企業選択やタイミングの悩みから解放されます。
簡単に言えば、様々な銘柄の株が配分されており、自動的に分散ができている商品であります。
大相場が来るならインデックス投資なのか?
さて、インデックスを分解して解説すれば以下のようになるでしょう。
良い点と、そうでない点を簡単にあげます。
◆メリット良い点
⒈分散投資ができている。
単一の企業ではなく、分散投資することでリスクを分散できます。
⒉低コストである。
アクティブファンドに比べて、インデックスファンドは証券会社に払う管理費用が低い傾向にあります。長期ではジワジワ効いてくるんです。
⒊実績はどうなのか?
長期的に見ると、インデックスファンドは多くのアクティブファンドよりも優れた成績を収めています。
◆デメリット(多めに記載します)
市場集中のリスク: S&P 500は、市場の大手企業に偏っています。このため、指数は特定のセクターや大企業のパフォーマンスに大きく左右されることがあります。特にテクノロジーや金融セクターの大企業が指数の大きな割合を占めているため、これらのセクターが不振の時には指数全体のパフォーマンス低下がある。
多様性の欠如: S&P 500は主に大企業で構成されているため、中小企業や新興市場への直接的な露出が限定されます。これにより、成長機会を見逃す可能性があります。ただし、S&P500系の商品でも分散がより効いている商品もあります。
地理的リスクの集中: この指数はアメリカの企業のみで構成されているため、地理的多様性が欠如しています。これは、グローバルな視点から見ると、特定の国の経済や政治的リスクに対する露出が過度になることを意味します。
パッシブ投資の限界: S&P 500に投資する一般的な方法は、インデックスファンドやETFを通じてのパッシブ投資です。低コストで効率的な方法ですが、市場を上回るリターンを目指すアクティブな投資戦略を取ることが難しいです。
経済サイクルへの感応度: S&P 500は経済全体の動向に敏感であり、経済サイクルの変動によっては大きな価値の変動を経験することがあります。特に、不況期には指数のパフォーマンスが大きく低下する可能性があります
投資の始め方は?
証券口座の開設: オンライン証券会社で証券口座を開設します。
インデックスファンドの選定: S&P 500をベンチマークとするインデックスファンドを選びます。
投資計画の立案: 定期的に一定額を投資する積立投資など、自分のリスク許容度に応じた計画を立てます。
投資の実行: 計画に基づいて投資を始め、長期的な視点で運用します。
※参考までに楽天証券のサイトを貼っときます。即日開設できないので早めに計画を立ててください。
☆この大相場の波に乗るか迷っている人への助言
本題に戻りますが、一生に一回あるかないかのAIブームに乗る場合は、「素直に」アメリカの市場の動きを分散で買うことが良いでしょう。
かくゆう私も、7割強はS&P500のインデックスファンドを保有しており、残り2割は小型グロースのIT銘柄です。(2024/02/12現在)
S&P 500などのインデックスに投資しておくことが鍵でしょう。
くどいようですが、初心者は個別株の選択やタイミングに悩むよりも、市場全体の成長を信じて、インデックス投資を通じて分散投資を行うことが賢明です。
この方法では、個々の企業の成功や失敗に大きく左右されずに、米国経済全体の成長に乗じることが可能です。
また、インデックス投資は長期的な視点を持つことが大切で、市場の短期的な変動に一喜一憂せず、じっくりと時間をかけて資産を増やしていく戦略です。因みに、長期の場合、必ず価格調整局面や、20%以上下がる局面は世界の出来事では当たり前で、長く相場をしている人にとっては心配にすらならない事を加えておきます。
はっきり言います。
そこが全く理解できず飲み込めない方はストレスで体調が悪くなりますので投資はやめた方が賢明でしょう。
まとめ
一生に一度の株のブームを経験するかもしれない今、投資初心者でも米国株市場に参入しやすい方法があります。
それは、S&P 500などのインデックスに「素直に」投資することです。
インデックス投資は、くどいようですが、リスクの分散、低コスト、そして長期的な視点をもって市場全体の成長に投資することを可能にします。
適切な知識と戦略をもって臨めば、リスクを管理しつつ、将来良いリターンを追求することも夢ではありません。
市場の動きに「素直に」従い、分散投資を実践すること。実はそれ自体が一生に一回のブームを捉え、賢明な投資家への第一歩となります。
今がその時です。
さあ、あなたもインデックス投資で、米国株市場の大きな成長の果実の一部を手に入れましょう。
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