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投資初心者が「含み益」で悩むワケ

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資を始めたばかりのあなた、「含み益」って言葉、聞いたことありますよね。
買った株や投資信託が値上がりして、プラスになっている状態のことです。

でも、この「含み益」、実際に利益として手元に入るまでは、あくまで「幻」のようなもの。 だから、この「含み益」をどう扱うか、悩む人が多いんです。

少し解説いたします。
それではどうぞ!


「含み益」との付き合い方

「含み益」とは、あなたが購入した株や投資信託が値上がりし、プラスになっている状態のこと。
例えば、1株1,000円で買った株が、1,200円になったとしましょう。この時、200円の含み益が出ていることになります。

でも、この「含み益」、実際に売って利益を確定させるまでは、あくまでも「幻」のようなもの。
相場が変動すれば、あっという間に消えてしまう可能性もあります。

「含み益」を手放したくない!~欲との戦い~

「これ!もっと値上がりするかも!」そう期待して、なかなか売れない気持ち、よく分かります。 でも、欲をかきすぎると、せっかくの利益がなくなってしまうことも。

例えば、含み益が50万円になったとします。

「100万円になったら売ろう!」そう思っていたら、株価が下落し、含み益が30万円に減ってしまった…なんてことも。
「あの時売っておけば…」と後悔しないためにも、「ここまで値上がりしたら売る」という目標をあらかじめ決めておくことが大切です。

「含み益」を確定させたいけど…~税金との付き合い方~

「利益を確定させたいけど、税金がもったいない…」そう思う人もいるでしょう。

確かに、利益が出ると約20%の税金がかかります。

しかし、少額投資非課税制度「NISA」や個人型確定拠出年金「iDeCo」などを利用すれば、一定の金額まで非課税で投資できます。
これらの制度を賢く利用すれば、税金を気にせず投資を楽しめます。

参考:米国株を売却した際の税金は、主に以下の2種類

1. 譲渡所得税

  • 課税対象: 売却益(売却価格 - 購入価格 - 手数料など)

  • 税率: 20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)

  • 課税方法: 申告分離課税

    • 他の所得と分離して課税

    • 損益通算が可能(年間の譲渡益と譲渡損を相殺)

    • 確定申告が必要(特定口座で源泉徴収ありを選択している場合は不要な場合もある)

2. 配当所得税

  • 課税対象: 配当金

  • 税率

    • 米国: 10% (源泉徴収)

    • 日本: 20.315% (源泉徴収)

  • 課税方法

    • 米国で源泉徴収された税金は、確定申告で外国税額控除の適用が可能

まとめ~「含み益」と賢く付き合うために~

投資は、ギャンブルではありません。 未来を見据えて、じっくり資産を増やしていくものです。

「含み益」に一喜一憂せず、冷静に判断できるようになることが大切です。 そのためには、

  • 損切りラインを決めておく

  • 利益確定の目標を決めておく

  • NISAやiDeCoなど、非課税制度を活用する

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
投資家の皆様の参考になれば幸いでございます。

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