見出し画像

一般的な事:国債が爆買いされると経済はどうなるのか?国への影響をわかりやすく解説!

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
最近ニュースで「国債の利回り低下」って言葉をよく聞くけど、何のことだかさっぱりわからない…って人も多いんじゃないでしょうか?

実はこれ、私たちの生活にも大きく関わることなんです!
今回は、国債が爆買いされると国や経済にどんな影響があるのか、わかりやすく解説していきます。
それではどうぞ!


国債ってそもそも何?

国債っていうのは、簡単に言うと国が出している借金のことです。

私たちが銀行にお金を預けるように、企業や個人が国にお金を貸すことで、国は集めたお金を使って様々な政策を実施できるんです。

国債の爆買いが起こるとどうなるの?

国債が爆買いされると、需要と供給の関係で国債の価格は上昇します。
国債の価格と利回りって実はシーソーみたいな関係なんです。

つまり、国債の価格が上がると利回りは下がるんです。
要するに人気の利回りが高い国債をみんなが買おうとするので、価格が上昇します。

当然人気が出てたくさん買われるので、利回りが下がります。

利回りが下がると何が起きるの?

利回りが下がると、私たちにとって嬉しいことがたくさんあります!

  • 企業が元気に! 企業は国債の利回りを参考に借金をするので、利回りが下がると借金しやすくなって、新しい事業を始めたり、給料を上げたりできるようになるかも!

  • お家が買いやすく! 住宅ローンの金利も国債の利回りに影響されるので、利回りが下がると金利も下がって、夢のマイホームが手に入りやすくなるかもしれません。

  • みんながお買い物! 金利が低いと、銀行にお金を預けておくよりも、投資したりお買い物をしたりする方がお得に感じる人が増えるので、経済全体が活発になります。


良いことばかりじゃない

国債爆買いは良いことばかりではありません。

  • お金の価値が下がるかも… インフレといって、物価が上がりやすくなる可能性があります。

  • 借金まみれで大変! 国は借金で政策を進めるので、借金が増えすぎると国の財政が悪化して、将来の世代に負担がかかるかもしれません。

国債が買われ、利回りが低下する現象は、一見すると景気が良いサインのように思えますが、実は不景気のサインになることもあります。

不景気のサインとなるケース

  • デフレ懸念: 物価が下がり続け、経済活動が停滞するデフレが懸念される場合、投資家は安全資産である国債に資金を逃避させます。これにより国債の需要が高まり、利回りが低下します。

  • 金融不安: 金融危機や銀行の経営不安など、金融システムに対する不安が高まると、投資家はリスクの高い資産を避け、国債などの安全資産に資金を移します。

  • 景気後退への懸念: 景気が後退局面に入ると、企業業績が悪化し、株式市場が低迷する可能性があります。これにより、投資家は株式から国債に資金をシフトさせ、国債利回りが低下します。

不景気のサインではないケース

  • 金融政策: 中央銀行が金融緩和策として、国債を大量に購入する場合、国債利回りが低下します。これは、景気を刺激するための政策であり、必ずしも不景気を意味するわけではありません。

  • 海外投資家の資金流入: 海外投資家が日本国債を購入する場合、国債の需要が高まり、利回りが低下します。これは、必ずしも日本の景気が悪いことを意味するわけではなく、日本国債が安全資産として魅力的であると評価されている可能性があります。

まとめ

国債の爆買いその後の利回り低下は、一般的には経済を活性化させる一方で、リスクも伴います。
しかし、利回りを確実にさせたいということは、同時に裏に不景気が潜んでいるかもしれません。

ニュースで国債の話題を見かけたら、「今、国はどんな政策を進めようとしているんだろう?」「私たちの生活にどんな影響があるんだろう?」と、ちょっと考えてみると株式市場への影響も少し見やすくなるかもしれません。


最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。投資家様のお役に立てれば幸いです。


投資初心者向け、マガジンを始めました。よければフォローしてください。現在は全て無料で公開しております。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?