個人の投資スタイルと、市場の相場観は違って当然
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
投資において、一般的な市場の相場観が自分には当てはまらないと感じたことはありませんか?
私は常にそう感じています。
多くの投資家が市場の動向や専門家の分析に耳を傾けますが、それが必ずしも自分の投資スタイルや目標に合致するとは限らないことは経験の多い人でも、投資初心者でも感じる事です。
今回のブログは、その理由と自分だけの投資戦略を練るためのポイントを紹介します。
それではどうぞ!
1. 投資目標の個別性
短期 vs 長期: 市場の分析や予測はしばしば短期的な動向に焦点を当てがちですが、長期的な投資目標を持つ投資家にとっては、その情報が適切でない場合があります。逆もしかりです。
リスク許容度: 投資家個々のリスク許容度は大きく異なります。一般的な市場の見方が高リスクを推奨している時も、低リスクの投資を好む人にとっては役立たないかもしれません。
同じ銘柄を買うにしても、買える株数は原資の違いがでます。Appleの株を推奨していても、100株買える人もいれば、2・3株買うので精一杯の人もいます。
2. 情報の一般性と個別の情報ニーズ
市場の声は一般論: 市場分析は多くの場合、一般的な情報に基づいています。個々の投資家の具体的なニーズや状況には必ずしも対応していないことが多いです。表層部の情報だけで個別株に勝てるほど甘い世界ではありません。
個別の研究の重要性: 自分だけの投資判断を下すためには、市場の一般的な見方に加えて、自分自身で情報を集め、研究することが不可欠です。毎期の決算確認などはその典型です。本当の情報は地味で、めんどくさいものが多いです。
3. 投資判断の自立性
自分の判断で投資する: 市場の流れや他人の意見に流されることなく、自分の投資判断を下すことが、長期的に見て成功への鍵です。
継続的な学習と適応: 投資環境は常に変化しています。自分の知識と戦略を定期的に見直し、新しい情報に基づいて適応することが重要です。
買いと売りについて:買いと売りの判断はその人にしかできません。ライフステージが違うからです。
4.自分流のアプローチを
自分に合った戦略を探す:投資戦略は一つではありません。自分の目標、リスク許容度、投資期間に基づいて、最も適した方法を見つけ出すことが大切です。
専門家の助言の活用:必要に応じて、投資専門家の助言を受けながら、自分だけの戦略を構築することも一つの手です。
まとめ
まとめれば、市場の相場観が全ての投資家に適用されるわけではありません。市場の一般的な相場観に振り回されることなく、自分だけの投資判断を形成するためには、勉強と自己分析が不可欠です。
個々の投資家が独自の視点を持つことで、市場のノイズを超えた真の価値を見つけることができると思います。投資目標、リスク許容度、投資期間を明確にし、個別の投資戦略を練ることが、投資成功への鍵となります。
ニュースは日々絶え間なく出ますが、その情報の中には、単なるインプレ稼ぎ、ビジネス上優位になるような発言、業界のお抱えアナリストなど同じような情報でも多岐にわたります。
確かに市場の動向を理解することは重要ですが、石にもかじりつくように情報をとる事よりもっと重要なのは、自分自身の判断で投資を行えるか、ということだと思います。
人は人、自分は自分です。
難しいのですが、自分だけの投資スタイルを確立し、賢く資産を増やしていきましょう。
遠回りに感じますが、それが一番近道なのかもしれません。
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