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Eli Lillyイーライリリー($LLY) Q1決算報告とカンファレンスコール要約

2024/04/30に発表されました、$LLY(イーライリリー)
の決算報告です。


基本的に経営陣の発言のポイントだけに絞り込んであります
決算元はプレスリリースからです。

https://investor.lilly.com/news-releases/news-release-details/lilly-reports-first-quarter-2024-financial-results-and-raises

それではどうぞ!

◆決算内容

売り上げ高をミスしました。
EPS予想:$2.49に対し、結果$2.58cでした OK
売上高予想:$8.93億に対し、結果$8.77億 ダメ

ガイダンスはFY24を引上げました
EPS予想$12.46に対し、 新ガイダンス$13.50~$14.00 を提示 OK
売上高:$41.36B億に対し新ガイダンス$42.4億〜$43.6億を提示 OK

◆2024年第1四半期の財務結果のハイライト

収益の増加: 2024年第1四半期の全世界の収益は26%増の$8,768.0百万となり、Mounjaro、Zepbound、Verzenio、Jardianceの売上が主に貢献。

  1. EPSの大幅増加: 報告ベースの一株当たり利益(EPS)は前年同期比66%増の$2.48、非GAAPベースでは59%増の$2.58。

  2. 通年の収益見通しの引き上げ: 2024年通年の収益見通しを$20億引き上げ、$42.4億〜$43.6億とし、EPSガイダンスも引き上げられ、報告ベースで$13.05から$13.55、非GAAPベースで$13.50から$14.00。

  3. 新薬の開発進捗: チルゼパチド、ミリキズマブ、レブリキズマブ、レポジシランなどの重要な臨床試験が進行中で、特に閉塞性睡眠時無呼吸症とクローン病に対する治療薬が注目されている。

  4. 研究開発費の増加: 研究開発費は27%増の$2,522.8百万となり、新薬開発と既存薬の新たな応用研究への投資が継続。

  5. 生産能力の拡大: 売上成長を支えるための生産能力を拡大中で、特にインクレチン関連医薬品の需要増に対応。

◆カンファレンスコールの要約

冒頭より

  • 経営陣の声明

    • 2024年第1四半期の成績は非常に良好で、特に新製品からの収益が大幅に増加し、今後も成長が加速する見込み。

    • 新薬の開発、製造キャパシティの拡大、ビジネス開発を通じて、革新的な医薬品を提供することに注力。

  • 製品と収益の動向

    • 主にMounjaroとZepboundからの売上が増加し、収益成長率は26%に達した。

    • 米国ではMounjaro, Zepbound, Verzenioの成長が顕著。ヨーロッパ、日本、中国、その他の地域でも売上が増加。

  • 研究開発の進展

    • 重度の睡眠時無呼吸症候群(OSA)治療のためのtirzepatideのフェーズ3試験で肯定的な結果を発表。

    • 米国とEUでクローン病の治療薬mirikizumab、中等度から重度のアトピー性皮膚炎の治療薬lebrikizumabの承認申請を行う。

  • 製造能力の拡大

    • ウィスコンシン州にある注射薬製造施設を取得し、2025年末に生産開始を目指す。

    • ドイツで新たな親水性製造施設の建設を開始。

  • 財務成績と見通し

    • 第1四半期の収益は2.58ドルで、前年同期比59%増加。

    • 2024年度の全体的な収益見通しを$42.4億から$43.6億に上方修正。

質疑応答

  • 生産能力とガイダンス引き上げについて

    • 2024年下半期に向けて、生産能力の増加が見込まれるため、年間ガイダンスを引き上げ。

    • 複数の生産施設が建設中または能力拡大中で、年間を通じて段階的にオンライン化が進む予定。

  • 価格設定について

    • Mounjaroの割引カードが終了することに伴い、2024年後半からは通常の価格圧力が予想される。

  • Medicare Part Dの補償について

    • 新しい指標、特に睡眠時無呼吸症(OSA)に関連する製品がMedicare Part Dによって補償されることが期待されている。

  • 供給と需要のバランスについて

    • 需要が供給を上回り続けるため、短期的および中期的に供給と需要のバランスが取れることは困難。

    • KwikPenの承認が予想よりも早く進んだことで、ヨーロッパでの供給能力に対する自信が高まっている。


以上となります。
収益リリース、 カンファレンスコールの文書部分はAIを利用しております。
予めご了承ください



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