引き出しの多さ。
改めて見てみると、「引き出し」って面白いなぁ。
うちにもある。マスクや手拭いの入った引き出し。ステーショナリーの入った引き出し。フォークやスプーンの引き出し。服の入った引き出し。
で、引き出し、は名詞です。
動詞にすると、「引き出す」ですね。
引き出しって、当たり前ですけど、引き出せないと、ヤバいんですよね。特に引き出したい時に、引き出せないと、ヤバい。ということは、引き出せるように準備すること、が、引き出しには大切だということです。
どうすれば、引き出したい時に、引き出せるか。
物がたくさん詰まってるとダメ。どこに入れたか覚えてないとダメ。整理されてないとダメ。建付けが悪いとダメ。
例えば、相談に乗る時。相手の悩みに合わせたアドバイス。どんな言葉がその相手に望まれるか。引き出し、が多いと、望まれている言葉をかけられる確率が上がります。でも、なかなかそんな言葉が見つからない。やっぱりそれって、整理されてなかったり建付けが悪かったりってことが多いんじゃないかと思います。
そしてもう一つ。
相手のいいところを「引き出そうと」する時。
こういう時も同じではないかと思います。相手の引き出しの中に、「いいところ」が入ってますから、そこを開けて、それを「引き出す」。
やっぱり、そんな時は、「相手の散らかってる頭の中や心から、要らないものを捨てて」「どこに何があるか分かるように整理して」「建付けのよいタンス」を用意する。そういうことができれば、相手のよさ、が引き出せるのだと思います。建付けのよいタンス、は、やっぱり腕のよい職人に頼むこと、ですよね。尊敬する先輩の考え方、偉人の書物、スジのよい「枠組み」。そういう「引き出し」を新調するのがよい、と思います。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます!引き出しを優しく開けてくれる人の周りには、多くの人が集まると思います。スーーっと開きますからね。脳から快感が出てきますもん。