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【歌詞】過ぎ去りし

【過ぎ去りし】

嘘のような晴天
取り残される自分

日々は過ぎてく
止めようもなく

あそこは
去年にはビルがあって
あの辺りには花壇があって

笑いが絶えなかった街角
どこに消えてしまったのか

嵐は過ぎ去っても
苦しみを置いていく
泣く時間も与えられずに
僕らはただ天を仰ぐ


歴史の繰り返し
先祖たちも生きたのか

ひび割れた足元
見ないようにして

小さな島の更に小さな
僕らはやり直し続ける

破滅の中で拾った
希望の種を育て直して

平穏な毎日を
荒れる日を越えながら
探し続ける僕らはきっと
諦めの種族

自然の神々が暴れて
血と涙が流れても

憎々しさを心に封じて生きる
ちっぽけな僕らは

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今回の構想

日本人は「諦め」が早過ぎる民族だと思うんですよ。(種族というのは言葉のアヤです。)

でなければ、いつまでもこの小さな島々に留まっていたりしない。過酷な土地柄だと思います。

タイトル、「過ぎ去りし○○」のようにしたかったのですが、あまりに様々なものが通り過ぎる話ですので、特定の○○は書けませんでした。

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★メロディは自由につけてください。
 ここに書いてない部分の歌詞の補作は構いません。(ご依頼があれば書きます。)Ahーの追加や合いの手追加のようなものもOKです。

★許可なく改変したり、私が書いた部分をご自分の名義にしてしまうのは駄目です。
改変はご一報くださればOKです。

★曲をつけられて公開された場合、お知らせいただけたらありがたいです!





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