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【オリジナル歌詞】Emptiness

歌詞【Emptiness】

もしも夢というものが
人生の礎となるのなら
あやふやな夢しかない者は
立つ場所すら持たない

どこに落としてきたのか
持ったことすらないのか

「願えば夢は叶う」と
偉そうなお前らは
どう見つけた それを

空っぽの頭 責められ続け
ただキリキリ傷が痛む
想像できる 未来などない
嘘にまみれた「進路希望」の紙切れ

もしも夢というものが
人生の道筋だということなら
夢といえるものがなければ
足跡つける先もない

強いられてそうなるのか
どこでプログラムされるのか

「当然のように持ってた」
それが幸せなことと
わからない奴らばかり

指示を待った方がマシ
ただ闇夜の荒野に立ち
俺の中 希望などない
コンパスくらいは誰かよこせと

良い子だった「僕」
クズになった「俺」
正常進化もしくは退化
キラキラした未来が
誰にも開かれていないと知った
絶望の今

もしも夢というものが
人生の道標となるのなら…

昔は何になりたかったなど
思い出すのも困難になった
きっと持って生まれた能力が
夢を一つ一つ潰してきたんだ…!

嗚呼 いつか光を見つけたい
その光をつかめるだけの若さがあるうちに

⊰᯽⊱┈──╌❊╌──┈⊰᯽⊱

今回の構想

数多くの挫折を経て、もはや自分のしたいことがわからなくなっています。
壮年〜中年のあたりに仕事絡みの大きな挫折をすると、その後は続かない。

それで今、心に空虚をかかえているところです。

概ね18歳ごろには人生の形がみえてきますが、そこで「夢」を持ち損ねた人には辛さがでてくるように思います。

実際生きていくと、やがて最初の「夢」は現実を見て切り捨てるしかなくなったり、新たな「夢」がポップアップしてくるわけです。これは人生の中
では年齢問わず次々と起きていく現象です。
それでもなお若い頃の「夢」が要るのは、
・ある程度具体的に考えられる年齢で心を決めることができること
・進学・就職という進路決めで可能性を絞る、まさに人生の行き先へのコントロールができること
のためです。

私は今、見つからない「夢」に悩む最中ですが、若い方がそれなら、進路希望の紙切れ一つ書けない深刻さとなってきます。
しかも「夢」は誰も探し方を教えてくれない。
3歳くらいの「夢」がそのまま活きてる人もそういないでしょうから。

「夢」があるのに環境のせいで叶わないのも悲劇ならば、おとなしく家業を継いだ方が楽しく生きられたかもしれないのに「夢」を強要されてる場合も悲劇です。


この作品の原型はしばらく寝かせていたのですが、見直していたら「emptiness」のスペルを間違えていることに気付き、「寝かしておいてよかったぜ…ふう」となったところです(ノ∀`)

⊰᯽⊱┈──╌❊╌──┈⊰᯽⊱

★曲付け大歓迎です!
その際、書いてない部分の歌詞の補作は構いません。(ご依頼があれば書きます。)合いの手やAhーのような歌詞の間を埋めるようなものもOKです。

★許可なく改変したり、私が書いた部分をご自分の名義にしてしまうのは駄目です。
改変や別ジャンルの作品へ加工するのは、ご一報くださればOKです。

★曲をつけられて公開された場合、お知らせいただければありがたいです!

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