Fukuoka Walking 👣 121
スマホに保存してきた福岡散策徒然草の日記を
ここで掲載させていただきます。
(今日のイメージソングを添えてます、そちらも楽しんで頂けると幸いです)
20°☀️11:30 Start
〜🚃雑餉隈〜👟春町〜山田〜筒井〜
御笠川五丁目〜🚃春日原駅〜花畑〜
👟新栄町〜🚃新栄町〜👟大橋〜
〈Image Song: ♫街に溶けて/グソクムズ〉
さて今日も晴天、何処へ行こう?
西鉄電車に当てもなく乗る。
雑餉隈でアドリブ降り。移動中にGoogle Mapsで見つけた台湾料理屋を目指す。
暑い、ウインドブレーカー脱いでTシャツでいい。昨年春に来た桜並木通りを横切り、到着。
【本格台湾料理 福飯店(大野城)】
台湾出身の日本語のイントネーションが独特の奥さんと、日本語は全く話せない様子の厨房の旦那さんのポンコツハーモニーによる”イラッシャイマセ〜!!” に迎えられ入店。
台湾ラーメンは大分の社宅住まいの少年時代に何度か食べた、新日鐵クラブの食堂の懐かしい中華ラーメンの想い出が蘇る味がした。
ごちそうさまでした。
ちびっ子の仲良し兄妹が三輪車で前を通り、
お兄ちゃんがハニカミながら
“こんにちは”
と挨拶してくれた。
まだ小さいのに偉い!
妹は三輪車デビューして未だ日が浅いのだろう、
お兄ちゃんが優しくエスコート。
その直後、妹がすってんころりん。
お兄ちゃんが助けるかと思いきや、
お母さんの方へ走りながら
“ママ〜!!!@%⌘”
やはりまだお兄ちゃんも小さい。
さて、御笠の道を越えて国道574号線へ行くか…
流浪Walkingとはいえ歩き慣れた道にモチベーションが下がりつつある時、兄貴からのメールで大牟田で合流する運びとなった。最寄りの春日原駅へ向かう。
特急が暫く来ないので一旦急行に乗り、花畑へ。
特急でここから未知の町、新栄町駅へ。
駅前のマルショクSUN LIVEは閉業していて、寂れた空気がとても令和には見えない。大型スーパーが潰れたらさぞかし付近の住民達は困るだろう。
日曜日の夕刻の閑散としたアーケード商店街はゴーストタウンに見えた。思春期の頃に読んだ眉村卓のSF小説が脳裏を過ぎる…
ここは元々炭鉱の街だったらしい。閉めているスナックの入り口ドアには、色褪せて藍版一色に朽ちた昭和の歴代アイドルと演歌歌手の写真が貼ってある。
どこもビルの背が低い淪没しそうな街角風景を観察しながら暫く写真を撮るのも忘れて歩く。
兄貴が誘いたかったお目当てのビアガーデンはシーズンオフで休業中だった。
さらに未知の街を彷徨い歩く。
【やきとり二番】
奥に脚を進めると、ポツポツひと気がある飲み屋が…。この焼鳥屋へ落ち着く。
店内か店の隣の小さなビアガーデンか選べたのでこちらへ。
新栄町へ行く理由だった ”ビアガーデン博多屋”は無理だったが、予想外の”びあがーでん”に辿り着いた。
隣の沖縄料理の店と連なっていて沖縄民謡のBGMが流れる中、やっと座れ生を注文。
計算をお願いしてから約20分待った。スタッフ間の意思疎通の悪さか、内部がてんてこ舞いなのかは謎。
ごちそうさまでした。
地図を見るとここはほぼ熊本に近い、福岡の端。
商店街を出て大通りへ。
【光華園】
物凄い豚骨スープ臭を匂わすラーメン屋に導かれ、否、セイレーンの歌声に籠絡された船乗りの様に誘われ店内へ。
この匂いはきっとうまいラーメンにありつけそうだ。
ウェイターの野球部頭でキラキラネックレスをジャラジャラ巻いてる、昨日少年院上がりみたいな10代の男の子のぎこちない接客がさらにこの店の格を上げた。
匂いも味も濃厚なラーメン。
福岡から熊本に寄ると、豚骨臭が薄れたクリーミーなラーメンに変わるのだが、この店はお構い無しの豚骨ルーツに戻る味。しかも匂いが福岡よりヤバい、元祖の道場破りな匂い。どうなってるんだこの街は…
福岡の久留米出身のバンドのポスターが貼ってある。懐かしいな、このバンドを知ったのは30年位前の事、今も頑張ってるんだ…
ごちそうさまでした。
来た駅へ戻り特急に乗り帰路へ。
今日は今まで体験した事がない不思議なWalkingとなった。
〈👣15,525歩〉
最後まで読んでくださった方、
ありがとうございました!
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