【スポーツ分析DIY】AIカメラを使用せずに、無人でサッカーの試合のピッチ全体を撮影する方法を考えてみた(その2)
スポーツの映像分析をする上で一番最初にぶつかる壁、それは「良い映像を撮影する」こと、なのではないでしょうか。アマチュアスポーツだと特に。
最悪なのは、ピッチレベルの高さで手持ちのカメラで撮影。手ブレで見てると酔うこともしばしば。三脚を使っていればまだいい方で、ヤグラや長い三脚で上からの映像が撮れたら万々歳。
しかしそれも多くの場合、攻撃しているときのDFラインが見れなかったり、そもそも撮影担当が試合に夢中で撮り逃していたり、アクションカムだとファイルサイズが大きくなってあとの取り回しが大変だったり、バッテリー持ちが悪くて取り損ねたり、様々な課題を抱えていると思います。
近年ではAIカメラという、複数のレンズを持ったユニット一台を設定設置しておけば、AIが試合を追いかけて撮影してくれるというソリューションが流行っていて、弊社含め数多の企業がそこに参戦しています。サッカー用のいくつかのメーカーさんの映像を見る機会がありましたが、正直撮り逃しもちょこちょこある上に、初期費用+ランニングコストがかかり、かなり高額な出費となるのも痛いところです。
この企画の初回の記事にも書いたとおり、自分がコーチとして所属しているチームはAIカメラなど夢のまた夢ですので、なにかいい方法はないかと頭を捻っておりましたが、今シーズンようやくこれなら、という方法を確立させることができました。完璧だというつもりは全くありません。ただ、コスト、手間、質を考えたらかなりコスパ良いなと。
そんな話を前回書きました。
今回の記事では実際のレンズの使用イメージなどについてご紹介できればと思います。
iPhoneへの装着イメージ
こんな感じで端末を挟み込んで固定する仕組みなので、スマホのモデル問わず使えるはずです。
設置のイメージ
自分のチームではBiRod使っていますが、ヤグラからでも、もしくは脚立などを上手く使っても良いのかなと思います。
レンズの梱包
開封時の写真です。ケースに入っているので持ち運びも便利かと思います。
レンズの購入に興味のある方
興味ある方がたくさんいるようでしたら、本格的に準備始めようかなと思います。おそらく1万円くらいの価格になるかなと。
というわけで欲しい方、下記のTwitterアンケートにご回答ください!買いたい!という方がたくさんいらっしゃったら準備始めます!なので欲しい方はぜひ拡散の方もよろしくお願いします!
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