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アーティストに労働組合は必要?

最近芸能界でギャラの分配について騒がれていますね。(そもそも闇営業問題はどこ行ったんだ?という感は否めなくないですが…)

さて、私もプロの音楽家なので、舞台での本番に対してギャラをもらいながら生活をしています。教えたり、記事や翻訳の仕事などで臨時収入があったりもしますが、家計の90%はこうした演奏の仕事でまかなっています。

分配の詳細など、結構突っ込んだ話になるので以降は有料にしますが、今の仕事のこと、アメリカでの経験などについて少しお話ししたいと思います。

そもそも、アメリカではたいていの場合、ギャラというのは自分に直接振り込まれます。小切手が公演の日に渡されるのです。そして、マネージャー、つまり事務所には、毎月取り決めた日に、マネージメント料として契約で決めたパーセンテージを支払います。

米国でのクラシック音楽でのマネージメント料の相場は、

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