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英語教育の「変わらぬ要件」

信じられないくらい、嬉しいことがありました。

今年、とある教育系の会誌に寄稿させてもらいました。
拙い経験から、私のやってきた英語教育の実践について、綴ったものです。

突然、会誌の事務局から連絡が。
「事務局にハガキが届いたので画像を送ります」

美しい字で、私の名前について書いてある。
私の記事についてのお褒めの言葉が書いてある。

送り主は、今はもう引退されたけど、とある大学の名誉教授。
というか英語教育会の重鎮だ。

ええええええええええ!!!!!!!!!

もうびっくりして、事務局に、お礼のお手紙を差し上げたい旨を伝えたら、恐れ多くも住所を教えていただきました。

感動しきりで翌日出勤したら

勤務校宛に、同じ方から手紙が届いていたーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

そのお手紙を読んで、「胸が震える」とはこのことか、という感動を覚えました。
生きててよかった・・・まじで。

そのお手紙にあったことは、今後もしかと心に刻みます。そして、一生、励みにしようと思いました。

その先生がおっしゃるには、

・第一言語獲得の機序・過程と外国語としての英語の学習は「同じ次元」ではない

・英語教育ジャーナリズムにおいて、時代によって「主題となるもの」は移り変わり、「今流行り」のものが英語教員の耳目を集める。が、日本人として英語を学ぶという事象には厳然として「変わらぬ要件」が存在し、それは、時代の変遷などとは無関係である


こうきっちり言語化されると、首がもげそうなほどに激しく同意している自分がいます。
恐れ多くも、先生は、私の実践は、その「変わらぬ要件」を見据えて行われているとおっしゃるのです。

ああ、自分の信念としてやってきていることを、表現してみてよかった。
自分としては、他の方々の寄稿文を読み、そんな大きな成果が出ているわけでもなし・・・と、少し恥ずかしいかもな、とさえ思っていました。

もちろん、まだまだ発展途上であり、改善の余地はありありありです。
これからもトライアル・アンド・エラーを繰り返していきます。

ですが、この喜びは噛み締めたい。
先生は、こうおっしゃってくれた。

最近になくまことに清々しい気分にさせていただきました。

涙、涙。
先生、待っていてください、お手紙書かせてください!!!

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