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自分に対してじゃなかったからより真剣に叱る

雨の登校。急な雨だとなおさら、悲劇ですよね。自転車登校の高校生にとって。

もう、べっちゃべちゃで、せっかくセットした前髪も台無しだし、
ジメジメむしむしするし。

もう授業やだ!帰りたい!

そんなモードなので、生徒たちの心はいつも以上に乱れます。
(大人もだってば)

遅刻欠席、体調不良、交友関係のトラブル・・・もいつも以上に多い!

そして、横着というか・・・失礼な態度も。

今週、うちのクラスで、とある先生の授業を意図的におサボりした生徒がいました。
詳細は割愛しますが、多分、生徒目線だと、「軽い気持ち」「おふざけ」程度。

その先生も、面と向かって厳しく注意されることもなかった。

でも。自分が担任して、可愛がっている子たちが、
「失礼な生徒」
と思われるような行動をするのは見過ごせない・・・

だから、こういうことを知ったら、全力で叱ります。
(今回は私自身が目撃しているので、もう彼らは申し開きできない状況でした)

私が叱るとき。
多分、めっちゃわかりやすいです。表情。めっちゃ怖いそうです。
目力がやばいって言われます。笑

子どもたちから見て、
「この人は怒っている」
とわかること、
そして、「なぜ怒っているのか」
が明らかなこと。
それがわかりやすいような態度や言動をとるようにしています。

きっと髪の毛逆立ってるし、
ツノだって生えてる。

「職員室に来なさい」

来た時にはすでに涙目でした。
それならば、もう、大きな声などは必要ない。
静かに、淡々と話します。それで十分。

実際、私のところへくる前に、失礼なことをした先生のところへ謝りに行ってきたそうです。

失礼なことをした相手がどう思うか。
先生も、人間。

そういうことが感じられるように。

ちなみに、私も人間で、全然できてないので、
「ああ、これは大人気ない叱り方だった、不快な思いさせてごめん」
と生徒に謝ることもあります。

全力で、かっこ悪い姿も含めて、私という人間をさらけ出して、向き合ってます!

生徒たちは、ほんとうにみんなかわいい。
(そして、私がそう思っていることを彼らもわかっているので、あざといところも。笑)

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