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アーティストTakayuki Matsumineの制作記録

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アーティストとして現代アートの制作に取り組んでいます。テーマは人間、宇宙、量子、テクノロジー、オタクな現代アートの制作を覗いてみてください!
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アメリカ5州またぎ、アートトリップのコラムがFINEPLAYさんより公開

2019年6月1日〜同年の8月末まで、アメリカのロサンゼルスを拠点に、カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州、ニューヨークと5つの州を3ヶ月に渡って旅しました。 目的は現代アートのメッカ、アメリカでの営業活動です。「個展がしたいんです!」を皮切りにギャラリーを延べ60箇所まわりました。いやいや、おかげでかなり痩せた。 自分が作っている作品には自信があるんですけど、アメリカはそんなに甘くなかったです。でも、最後の最後に最高の出来事がありました。詳しくは上の

日本人にもっともっとアートを

という偉そうなタイトルですが、コツコツ、ぼく自身の周り、家族、友人、仲間から、アートの良さを広げていきたい。 想像力=表現する技=アートによって人類は進化してきたのだろう。逆を言うと、アートがなければ進化は望めない。大衆が共感できるという状況になる前に、前衛的にもの・事について自分のスタンスを持ち、表現してきたアーティストたちがいたことを、僕はアート史を掘り下げ、偉人たちの表現に出会うたびに「未知との遭遇」の楽しさを覚える。 前衛的に表現されたものは、その瞬間的には受け入

宇宙を描け。爆竹ペインティング。

夜に空で星の瞬きを眺めたことがありますね。一つひとつ、違った光の強さとリズムで輝いています。その星の瞬きの個体差というのは、爆破した後の回転のスピードや回転軸の傾きによって異なるんです。灯台の光が自分の方を向いた時に一番強い光を感じるように、星も爆破の威力によって回転し、光を放っていますが、ちょうど光が地球に向かった瞬間に僕らは光を見てるんですね。 爆破の後に星は瞬く。 そして、銀河に散りばめられた星達は、爆破と誕生の輪廻を繰り返しているんです。爆破した星の破片や空間の物

グループ展「HOMO FUTURIS」開催!!

英国出身のアーティスト、Frejya Deanフレイヤ・ディーンとグループ展を行います。 「人間らしさとは何か。」 テクノロジーの進化とともに、今までとは違う存在価値が期待される人間の未来。どうやらハブの一つに収まるのではなく、ハブをまとめられる存在になるための人間個々の機能を強化する必要がありそうだ。医療や科学のシーンで人間の機能の一部と交換が可能になるであろう近い未来に、僕らのアイデンティティは今までより一層問われることになるだろう。 本展示会では、「自然、生物、人

ニューヨークで大爆破だ!!

3ヶ月に渡る僕のロサンゼルス・アート修行も大詰め。3ヶ月、全力で活動してきた中で事件が起きた! 「現代アートの本場アメリカで個展をするための糸口を掴む」ということを目的として今回LAに渡り、3ヶ月間活動した。人脈を増やすこと、必要な情報をえることなど、アメリカでアート活動をし、成功へ向かうための準備にきたわけです。世界中の数多くのアーティストがアメリカに集まる中で、なんとか自分という存在に興味を持ってもらい、機会を掴み取るために動き回りました。 飛び込み営業では累計60箇

どうやって描いてんの?作品づくりの手法について

作品を展示していますと「どうやって描いてんの?」ってよく聞かれますね。基本的には肩から上しか動かないのですが、ムチャクチャ生み出してきました。最近、現代アートに取り組む作家の多くは、プロダクションワークのように、チームによって作品づくりに取り組む形が多いんですね。そのディレクションをしてまとめ上げていくのが作家本人です。 作品の作り方?? 「手でも、足でも、ケツでもいいじゃん。」 もちろん、制作の過程を大切にするコンセプチュアルアートといったジャンルも存在するのですが、

釣竿で横幅2メートルの巨大キャンバスを描く 。

TIGER-MARKING™️

アーティスト、画家は「タッチ」に呪われている。ゴッホのタッチ、ピカソのタッチ、つまり、自分にしかないオンリーワンのタッチはなんなのか、そして唯一無二のスタイルは何なのかを一生かけて探す事が、アーティストたる1つのロマンなんですね。 TIGER-MARKING™️  僕にしか描けないこのマークを1つ見つけ出しました。まるで虎の毛皮を広げたような柄ですので、この名を付けました。この虎の毛皮的な柄を、僕自身の作品にマーキングしていきます。