2024年J1第1節名古屋グランパスvs鹿島アントラーズ@豊田スタジアム
2月23日は第1節名古屋グランパス戦が豊田スタジアムで行われました。
結果は3−0で勝利です。
ランコ ポポヴィッチ監督になりどのようなサッカーを見せるか注目の試合でした。
そのオープニングマッチを見事完封勝利で飾りました。
まずは名古屋戦を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5 関川 郁万
DF2 安西 幸輝
MF25 佐野 海舟
MF13 知念 慶
MF14 樋口 雄太
MF33 仲間 隼斗
FW8 土居 聖真
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ
今季関西学院大学から加入した濃野が開幕スタメンを勝ち取ります。
また開幕前のテスト通りに知念をボランチで起用します。
そして期待の新戦力チャヴリッチも名を連ねました。
交代
後半0分
土居 聖真→藤井 智也
ここ数年ベンチ要員になっていた土居がスタメン出場を果たします。
土居の特徴を出しづらい展開でした。
しかし黒子に徹し前半リードを守ります。
藤井は自慢のスピードで2点目の起点となります。
最後のシュートを決めていれば完璧でした。
後半24分
濃野 公人→須貝 英大
濃野はデビュー戦でしっかりと役割を果たしました。
攻撃に顔を出す機会も多く今後が楽しみな選手です。
須貝もこのまま負けるわけにはいきません。
後半24分
アレクサンダル チャヴリッチ→鈴木 優磨
チャヴリッチは衝撃のJリーグデビューとなりました。
体の強さに加えスピードと柔らかさを持ち合わせます。
この活躍が続けば得点王も射程圏内です。
優磨は短い時間でも存在感がありました。
この2トップを早く見たいです。
後半40分
仲間 隼斗→ギリェルメ パレジ
仲間は全3得点に絡みました。
文句なしのMVPでしょう。
2列目の選手がこれほど活躍すると攻撃に厚みが出ます。
パレジはもう少し長い時間見てみたいです。
後半43分
知念 慶→名古 新太郎
ボランチ知念は上々のプレーを見せてくれました。
バランスを取りながら中盤を支えます。
時折見せる鋭いシュートもあり脅威になっていました。
今後もこの起用法になると思われます。
ハイライトは以下の通りです。
前半19分(1-0)
右CKを樋口がアウトスイングのボールを蹴り込みます。
これを相手DFにクリアされますが高く上がったボールを植田が競り勝ちヘディングでゴール前に送ります。
抜け出した仲間が豪快に右足で蹴り込んで先制に成功です。
前半22分
左FKを得ると樋口がペナルティエリア手間の土居にグラウンダーのボールを通します。
このボールを土居は丁寧に後方に落とします。
知念が右足で強烈なシュートを放ちますがランゲラックにわずかに触られゴールはなりません。
前半23分
またしても右CKを樋口がアウトスイングの低いボールを入れます。
いいタイミングで走り込んだ仲間がニアでダイビングヘッドをします。
しかし惜しくもサイドネットでした。
後半2分(2-0)
右サイドから藤井がグラウンダーのクロスを入れるも合いません。
しかし逆サイドで仲間が素早く回収し安西に渡します。
安西は中を見てゴール前に右足で正確なクロスを供給します。
チャヴリッチは相手DF2人に囲まれながらもヘディングでゴール右下に沈めました。
後半6分
ペナルティエリアの30メートル手前ほどでFKを獲得します。
距離はありましたが樋口は迷わず直接狙いました。
低く鋭いシュートもランゲラックの正面でキャッチされてしまいます。
後半17分(3-0)
自陣からロングカウンターを発動です。
そして右サイドの長い距離をチャヴリッチがドリブルします。
ペナルティエリア内深くまで侵入しふわりとした優しいクロスをファーサイドに送ります。
これを仲間がきっちりヘディングで流し込みました。
後半27分
敵陣で相手DFのパス回しでミスが出ました。
これを優磨が見逃さずにカットします。
そして右足で狙うもゴール上に外れてしまいます。
鹿島は最後まで攻撃の手を緩めず3-0での完封勝利を達成です。
攻撃ではデザインされたセットプレーを何度も見せポポヴィッチ色を垣間見ることができました。
また守備ではユンカー、パトリックという強力なFWに仕事をさせません。
2トップにボールが入ることが少なく全体でうまくブロックを形成していました。
そして名古屋の枠内シュートを0本に抑えています。
内容、結果ともに満足できる試合でした。
これで3年連続のアウェイ開幕戦は3連勝となりました。
ただ過去2年間は次のホーム開幕戦で川崎フロンターレに敗れてしまい流れに乗ることができませんでした。
今季は何としても連勝スタートを切りたいです。
今年は優勝争いをしそうなクラブがしっかりと開幕戦を白星発進しています。
38試合という長丁場のシーズンが始まりました。
1試合、1試合を着実に戦い勝ち点を積み重ねていきましょう。
そして最後に頂点に立っていたいと思います。
2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
仲間 隼斗 2点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
<アシスト>
植田 直通 1点
安西 幸輝 1点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
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