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2024年天皇杯ラウンド16ヴァンフォーレ甲府vs鹿島アントラーズ@JITリサイクルインクスタジアム

8月21日は天皇杯ラウンド16ヴァンフォーレ甲府戦がJIT リサイクルインク スタジアムで行われました。

結果は2−1での勝利です。

甲府とは天皇杯で3年連続の対戦となります。

過去2大会ではいずれも苦杯を喫していました。

ようやくリベンジに成功します。

まずは甲府戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF16 須貝 英大
MF4 ラドミル ミロサヴリェヴィッチ
MF6 三竿 健斗
MF14 樋口 雄太
MF15 藤井 智也
FW11 田川 亨介
FW36 師岡 柊生

直近のリーグ戦からスタメンを5人入れ替えて臨みます。

交代
後半0分
ラドミル ミロサヴリェヴィッチ→名古 新太郎
ミロサヴリェヴィッチはまだチームにフィットしきれていません。
これといったプレーもなく前半で退きます。
ただ少しずつプレー時間が増えているので早く本来の姿が見たいです。
名古はやはり安心感がありました。

後半0分
田川 亨介→鈴木 優磨
田川はスピードを活かす場面が多くはありませんでした。
サイドハーフでの起用の方が特徴を出せそうです。
優磨が入った後半は落ち着き完全に鹿島のペースになりました。

後半32分
藤井 智也→柴崎 岳
藤井は自慢のスピードでチームを救う同点弾を決めます。
存分に特徴を出した素晴らしいゴールでした。
また決めた時間帯も良かったです。
柴崎は別次元のプレーを披露します。
短い時間で決定機を演出しました。

後半34分
師岡 柊生→仲間 隼斗
師岡は攻撃陣のレギュラー組の中で唯一スタメン出場をします。
前半は苦しい時間を過ごしました。
その中で相手ゴールを脅かします。
足が攣ってしまったのは残念でした。

後半39分
樋口 雄太→安西 幸輝
樋口は目立つシーンはないものの中盤を支えます。
ただもう少し攻撃面で迫力を出せたらと思います。
名古のパフォーマンスがいいだけに爪痕がほしかったです。

ハイライトは以下の通りです。

前半29分(0-1)
左サイドからボールを繋ぎ鹿島陣内に侵入してきます。
そして三平和司のポストプレーからまたサイドへ展開され宮崎純真が左足でクロスを上げました。
最後はエリア内でフリーとなった三沢直人が豪快にヘディングでネットを揺らします。

前半31分
ボールカットした三竿がゴール前にふわりとした浮き球を蹴ります。
これが競り合いからペナルティエリア中央へこぼれてきました。
待っていた師岡が左足を振り抜きますが惜しくも左ポストを叩きます。

前半48分(1-1)
相手のゴールキックを植田が頭ではじき返します。
これをクリアしきれずにスペースに流れると藤井が追いかけます。
一気にスピードアップしゴール前まで進入しました。
最後は冷静にGKの股を抜きゴールに流し込みます。

後半44分(2-1)
右CKを獲得すると柴崎がアウトスイングのボールを蹴り込みます。
これをゴール前で植田が高い打点で合わせました。
強烈なヘディングシュートはGKも動けずゴール右に突き刺さります。

甲府相手に主導権を握れない中で先に失点を許します。

そして過去2試合と同じような展開となり悪夢もよぎりました。

その中で前半に追いつけたことが勝利への鍵となりました。

これで今季の天皇杯では3試合全てでスコアが2-1となっています。

下のカテゴリー相手でしたがいずれも接戦を制してのベスト8です。

結局リーグ戦の主力メンバーを投入し何とか勝利をもぎ取っています。

次は強豪のヴィッセル神戸です。

リーグ戦も負けられない戦いが続きメンバー選考には頭を悩ますでしょう。

夏場の連戦でレギュラー組のパフォーマンス低下も気になります。

これまで出番の少ない選手、アピールができていない選手の奮起に期待し勝ち上がりたいです。

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