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2024年J1第4節鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ@県立カシマサッカースタジアム

3月17日は第4節川崎フロンターレ戦が県立カシマサッカースタジアムで行われました。

結果は2−1での逆転勝利です。

長く苦汁を嘗めさせられていた相手にようやく勝つことができました。

選手たちもこれで少し肩の荷が下りたかもしれません。

鹿島は序盤から気持ちの入ったプレーを見せ最後まで続けてくれました。

まずは川崎戦を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 早川 友基
DF32 濃野 公人
DF55 植田 直通
DF5  関川 郁万
DF2  安西 幸輝
MF13 知念 慶
MF25 佐野 海舟
MF15 藤井 智也
MF30 名古 新太郎
FW7 アレクサンダル チャヴリッチ
FW40 鈴木 優磨

フォーメーションは4-2-3-1でした。

2列目は右から藤井、名古、チャヴリッチです。

開幕から3試合連続で途中出場だった名古がスタメンになります。

チャヴリッチをサイドに配置することで前を向いてプレーできるようにしました。

交代
後半25分
名古 新太郎→樋口 雄太
名古はMVP級の活躍を見せてくれました。
相手のゴール前に積極的に顔を出しフィニッシャーとなります。
前半に3度チャンスがありどれかは決めたかったです。
ただ優磨の得点に繋がるクロスを上げており監督の信頼は得られたでしょう。

後半39分
藤井 智也→松村 優太
藤井は持ち味のスピードを存分に発揮します。
川崎のサイドをかき回し攻撃の起点となり続けました。
クロスの精度が上がればレギュラーになれそうです。
松村は今季初出場です。
短い時間で2本のシュートを放ち得点への意欲を見せました。

後半44分
アレクサンダル チャヴリッチ→ギリェルメ パレジ
チャヴリッチはサイドの方が合っているのかもしれません。
スピードもあり縦への突破は迫力があります。
そして決定力も持ち合わせています。
パレジは守備意識が非常に高いです。
警告を貰うもチームを救う献身性を体現しています。

ハイライトは以下の通りです。

前半7分
ハーフライン手前から藤井がドリブルで左サイドを駆け上がります。
一気に加速しDFを置き去りにしました。
ボックス内に入るとクロスを上げます。
これを名古がトラップし左足で狙います。
ややトラップがズレてしまいシュートはゴール上に外れてしまいました。

前半19分
左サイドからチャヴリッチがサイドチェンジをします。
これがGK方向に飛ぶも上福元直人がヘディングで後方に反らします。
このボールをすぐに藤井が回収しました。
中を確認し低いクロスを入れます。
走り込んだ名古がトラップから右足でシュートもバーを越えてしまいました。

前半36分(0-1)
川崎が右サイドでボールを繋ぐと脇坂泰斗が前線に蹴り出します。
すると家長昭博がフリーになりGKと1対1になります。
家長はタイミングを見て左足でシュートも早川が左足でセーブです。
しかしボールの飛んだ方向が悪くマルシーニョの前にこぼれます。
マルシーニョはペナルティエリア手前から右足でゴール上に鋭いシュートを蹴り込みました。

前半41分
右サイドから濃野が正確なクロスを上げます。
名古がジェジエウの前に入り込みダイビングヘッドを試みます。
しかし枠には飛ばせません。

後半2分(1-1)
川崎の攻撃を凌ぐと自陣から植田がロングボールを蹴り込みます。
これに優磨も名古も合いません。
しかしチャヴリッチに繋がることになります。
するとチャヴリッチはドリブルで中央突破を図ります。
そしてGKの動きを見て冷静に右足でネット揺らしました。

後半5分(2-1)
まず左サイドで名古が相手ボールをカットします。
そしてチャヴリッチはオーバーラップしてきた名古にボールを渡すと左足でクロスを上げます。
大勢が悪かったためクロスは精度を欠きました。
しかし運よくバーに当たり跳ね返ります。
これを詰めていた優磨が左足で押し込みました。

後半50分
優磨のサイドチェンジで左サイドのパレジにボールが渡ります。
パレジは安西の上りを待ってパスを出すと安西はグラウンダーのクロスを入れました。
そしてフリーになっていた松村がシュートです。
しかし丸山祐市がシュートコースに入っており左足でクリアされてしまいます。

鹿島はボールを追うところと負わないところの整理ができていました。

後半開始直後、立て続けにゴールを決め危なげなく試合を運びます。

かつての試合巧者であった鹿島アントラーズの姿がそこにはありました。

そして川崎相手に2015年8月29日2ndステージ第9節(3-1)以来9年ぶりの勝利です。

その期間4分12敗と全く結果が出ませんでした。

良い内容の試合もありましたが何故か勝利から見放されてきました。

この勝利で川崎からの呪縛から解放されることを願っています。

これで鹿島は4試合を終え勝ち点7です。

まずは上位集団の中に入ることができています。

このままいい位置をキープし勝負所で抜け出していきたいです。

2024年ゴール、アシストランキング
<ゴール>
仲間 隼斗 2点
アレクサンダル チャヴリッチ 2点
植田 直通 1点
鈴木 優磨 1点

<アシスト>
植田 直通 2点
安西 幸輝 1点
アレクサンダル チャヴリッチ 1点
名古 新太郎 1点

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