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【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2023】§21 巡礼21日目 疲れた

§21-1 朝

モニカを見送り、もう一眠り。
雨が降ってる。止まないかな。

9時。歩き出す。
雨は止まなかった。

山が見えない。

§21-2 ルアルカ

結局1人で歩いているので、何もなくルアルカに到着。
16kmなのにすごく疲れた。
13時。アルベルゲはもう開いている。

アルベルゲに着き、シャワーを浴びる。
明日行く予定のアルベルゲにメールを入れてから、一旦寝る。

1時間寝る予定が3時間弱寝てた。
ちょっと観光に行こう。
何か食べたいし、スーパーにも行こう。

そこでメールが返ってくる。

「明日は休みです。」

そんなことある?

早い時間に連絡したから大丈夫だと思ったんだけどなぁ。

しょうがない。明日は30km歩いた先の街に行こう。

連絡してみる。

「もう満室です。」

もう一ヶ所、電話もメールもつながらない。

あー、終わった。

§21-3 観光

歩いて行ったら宿があるかもしれない。
明日の自分、頑張れ。

とりあえず観光する。

アルベルゲで見かけた夫婦に出会う。

何か教えてくれる。

この先?上?

それだけ聞き取れた。
ジェスチャーから察するに、景色がいいらしい。

おぉ、なんかある。行ってみよう。

お墓だった。確かに綺麗だ。

晴れててよかった。
まだ上がある。行ってみる。

そういえば、ほとんどの教会が開いてない。
いつでも開いてて中を見ることができるんだと勝手に思っていた。
そうではないらしい。

違うルートで降りる。

特に何もする気になれず、スーパーに寄ってアルベルゲへ戻る。

知らないコーラ売ってる

§21-4 食べて寝る

サラダを買ってきて食べる。
隣にいたおばさん2人組が

「食べきれないから全部あなたにあげるわ」

ということで大量の葉っぱ系の野菜をもらった。そのあと、

「これもあげるわ」

パンまでくれた。

急に食べるものが増えた。

久しぶりに野菜だけでお腹がいっぱいになった。
パンは明日食べよう。

明日の行き先の話をしていたので、予約が取れていないことを話してみる。

「今日はもう遅いからね、明日電話してみなさい。きっとなんとかなるわ」

みたいなことを言ってくれた。

明日の宿が見つからないことをInstagramに書いたら、ヨアナからメッセージがきた。

「明日はどこまで行くの?」

「La Caridadだよ。2つアルベルゲに連絡したけどダメだった。」

「市営のアルベルゲがあるよ。埋まるまでに時間かかったから早く起きて行ってみて。」

アドバイスをもらった。
よし、なんとかなりそうな気がしてきた。

あとはとにかく早く起きて30km歩く。

頑張れ明日の自分。
そうやって毎日明日の自分に丸投げして寝る。

明日の自分も、自分なんだけどなぁ。

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