田中隼磨氏に思う事、願う事

元日本代表MF田中隼磨氏は8月4日、自身の公式インスタグラムを更新。
J3の松本山雅FCと当時のクラブの代表取締役社長を提訴した。

提訴の内容としては2023年12月23日に行われた第3回 松本山雅FC サポーターミーティングで田中氏がエグゼクティブアドバイザーを辞任した事について事実とは異なる経緯の説明がなされた点。

松本山雅FCの指導者からサポーターに対して命を軽んじるような重大な発言があり、その指導者に対するクラブの対応についての不備について追及したい点。

上記2つが田中氏の主な言い分だと思われる。

提訴をした8月4日は松田直樹さんの命日。

この日に訴えたという事は本人のみならずクラブも所属する選手もスポンサーもサポーターもその是非について各々、思う所があるだろう。
(ましてや何となくJ3の中位に位置し冴えない成績も相まって複雑さ割増)

田中氏は松本が生んだレジェンドでもある。
彼の力もあり2014年のJ1昇格、2018年のJ2優勝も経験した。

しかし今回の田中氏の提訴について時期を含めて、しがないサポの自分としては「いまやるべきではなかった」というスタンスである。

ただでさえJ2昇格前線で微妙な位置にいるのにシーズン中にレジェンドOBがクラブを訴える事によって一気にダメになってしまう恐れがあるから。
(もし訴えるにしてもシーズンオフにやってよ、というのが本音)

田中氏は熱い男だ。
自分にも一切、妥協を許さないが周囲にも同じ熱さを求める所がある。
けど世の中には「折り合い」というものもある。

もちろんクラブにも厳しさを求めたいが田中氏が標榜する厳しさは現代には合ってないかも知れない。

クラブも地域で唯一、レジェンドと呼べるOBと袂を分かつのは損失でしかないし、田中氏も自分を長年支えてきたサポーターの反感を買うのは本意ではない。

田中 隼磨 氏

どこかで田中氏とクラブは上手い事、和解して欲しい。ちゃんと。
両者とも目指すところ、目指す思いは一緒なハズなんだから。
頼むよ、マジで!(切望)

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