昨年より年収が下がる場合の養育費・婚姻費用の説得的話し方は?

多治見市の弁護士木下貴子です(弁護士歴22年目)。
養育費(婚姻費用)をもらいたい側の方,養育費(婚姻費用)を請求される側の方,面会交流を請求する側の方,面会交流を請求される側の方,どちらの立場の方もいらっしゃいますが,弁護士木下の場合は,どちらかの立場だけをサポートするのではなく,両方共のお話を真摯に聞くことで,どちらかに偏りすぎないよう,裁判所に説得力を持てるバランスの良い思考をしたいと思っています♪
また,YouTubeやメルマガでは,いずれかの立場に偏りすぎない情報をバランスよく届けることで,自分と異なる相手の立場も知り,多面的に物事を捉えられるような情報を届けられるようにしたいと思っています💕

今回のテーマは「年収が下がる場合の養育費・婚姻費用」についてです。
養育費・婚姻費用を請求される側の方からのご質問になりますが,請求する側の方にとっても,参考になると思ってお届けします♪

私が配信している無料メールマガジンの読者さんから,以下の質問をいただきました。

「おはようございます。
お教え頂きたいですが、昨年の年末調整と比べて今年の年収が下がる場合にはどういった話し方が出来るのでしょうか。

<例>昨年年末調整 635万円 今年の年収600万位

業界の不況も有り、年収は下がるのですが
良い言い方が有りましたらお教え頂きますと助かります。」

というご質問について、弁護士としてお答えしました~

給与やボーナスが昨年より少なくなり、年収が下がる見込みの場合、これを前提に婚姻費用や養育費を算定するときに収入として考慮してもらえるのでしょうか?

どうしたら、婚姻費用や養育費を算定する際に、下がる見込みの年収を元に計算してもらえるのでしょうか?そのための説得的な話し方、伝え方はどうしたらいいのでしょうか?

このようなケースでは、どんな資料を準備して話すべきなのか、どんな話し方をすると、調停委員や裁判所に説得的に婚姻費用、養育費を算定する場合に採用してもらいやすいのか、収入が下がる見込みの場合の婚姻費用・養育費に関する考え方、話し方などについて、3つのポイントをお伝えしました。

自分の収入が減ってしまう見込みの場合には、これまでの年収をもとに算出された婚姻費用、養育費の金額の負担が重くなるケースがあります。
このような場合には、収入が下がることを前提に計算してもらうために、どのような話し方が出来るのか、婚姻費用、養育費を算定する際に、適切に反映してもらうための効果的な話し方について知っておくことで、安心して進むためのお役に立ててもらえたらと思います〜

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