映画・映像・動画制作の参考になる書籍リスト
映像や動画を学ぶ上では、本を読むことも大事なこと。ネットで情報収集してもいいが、本は著者のエネルギーや想いが高いため、良質な情報と知識、そして著者の哲学を知り得ることができる。
もちろんその後に、実践して初めて「身に付く」わけだけど、まずはそのきっかけとして、僕がこれまで読んだ本の中でおすすめを一部紹介していく!
最後に、番外編も。
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企画系
動画を作るのも、まずは企画から。オススメの3本を紹介。いろいろ読んだけど、この3つがわかりやすく、なおかつ今すぐにでも使える手法などがたくさん紹介されている。何度でも読みたい本である。
脚本系
次に脚本だ。ボクは映画学校出身というのもあって、長編映画やストーリー性のある脚本の作り方を学んだ。そういうのにも実はセオリーがあって、これらを読めば大体は掴めるはず。ストーリーものじゃなくても、「葛藤の作り方」などはいろんな映像表現に応用できる。
特に「ハリウッド・リライティング・バイブル」は、リライトにフォーカスをおいた解説本。脚本って何度も何度も書き直すもの。リライトこそ脚本制作の肝。そのリライトを解説した本はこれ以外ないんじゃないかな。個人的には一番読み返している本で、バイブルの名の通り、僕はこの本を聖書としている。
「類語辞典シリーズ」はキャラクター設定に非常に参考になる書籍だ。性格や場面設定、トラウマなどいろんな類語辞典があり、キャラ作りにつまずいたときに大きなヒントをもらえる。
演出系・制作全般
演出というのはなかなか本で学びにくい部分ではあると思うが、一応ピックアップ。他にも映画の作り方、一人での制作、現代のSNS動画戦術的な本(知らない人はいないほど)、意外とない絵コンテの本まで様々。
脚本1ページが1分に相当する(ハリウッド式)という目安から、映画のエンタメとしての考え方、どういうショットがどういう表現(効果)になるか、まで多岐にわたって学びになる。
ちなみにハリウッドでのバイブル的映画づくりの解説書がこちら。
僕は高校生のときにこれを買って授業中に読んでいた。だた古い本なので、内容的に現代には合ってない部分もある。そのためめちゃくちゃオススメというわけではないが、コアな方は読んでみて損はないと思う。すごいマニアックな本です。(映画学校の先生もこの本について言及していた)
撮影・照明・機材系
撮影に関しても本というより、カメラ片手に実践した方が学びは多いと思う。「映像ライティング」では学びにくい照明を、写真ではなく映像の視点で解説していてとても勉強になった。(例えば、どういうルールで照明を考えれば編集で違和感なく繋げれるか、など。)
ビデオサロンは定番ですね。機材好きの人必見。Kindle Unlimitedなら、一ヶ月前のバックナンバーから読める。
ついでにビデオサロンを発行している玄光社は、映像・動画制作に関するいろんな本を出版しているのでその辺で気になるものを買うのもあり↓↓↓
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以上。気になるものがあったらぜひ読んでみてください。本を読むってとても費用対効果の高い投資だと思います。たくさん読みましょう!
上記で撮影や編集、演出が少なめなのは、やはり映画学校時代に教わったというのが多いかも。なので、そういったのは今後自分の言葉でも伝えていきたいなと思っています。
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番外編
これらは動画には関係ないが、仕事、人生、お金に関する役立った本たち。特に「嫌われる勇気」はボクの人生哲学に大きく影響した本である。
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以上です。また制作に役立つWebサービスのまとめも作りました。よかったら合わせてこちらもどうぞ。