あなたの「ポチッと」を後押しする撮影機材運用テクニック
技術の発展により、個人でも撮影機材を所有できる時代となりました。
僕自身、映画学校を卒業後、個人で機材を購入し、運用し、仕事や作品づくりに活用してきました。もう10年近くなります。
このnoteでは、僕がこれまでの経験から得た「ストレスフリーで、お得に機材運用していくノウハウ」を綴っていきます。(基本的には「写真」ではなく「動画」の機材)
機材自体のレビューは多々あれど、どういう風に機材を運用していくかを書いたものはあまりないかなと、、、そういう中で、僕の体験が役に立てれば幸いです。
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※2020年3月 加筆修正(関連note含め、全てこの一つのnoteにまとめました)
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第一章:撮影機材との向き合い方
- この10年で変わったこと
2009年、Canonの一眼レフ「5D Mark Ⅱ」の登場により、映像業界は一変しました。今でもよく覚えているのが、Vincent Laforet氏が制作したこのプロモーションビデオです。
今見ると、意外とビデオっぽいなと思ってしまうところが、技術の進歩の早さを感じます。当時はこれでもかなりの衝撃を受けました。
このカメラの登場で、「一眼ムービー」という言葉も生まれ、個人で機材を所有する流れが一気加速したように感じました。
それまで業務用ビデオカメラをレンタルして撮影をしていました。でも当時の普通の業務機だと、なかなかシネマティックな表現をすることが難しかったんです。
その反面、一眼ムービーだと20万円ほどで購入できるのに、得られる映像はめちゃくちゃリッチ!若手の映像作家はみんな飛びつきました。
そして5D Mark Ⅱの登場以来で、撮影機材は所有する時代になりました。
実際僕も、5D Mark Ⅱは買えませんでしたが(当時、映画学校卒業直後で貧乏だったらめ)、Panasonicの一眼レフ「GH1」を購入。そしてこの機材沼の世界に一歩を踏み出しました。
一眼ムービー登場後は、三脚や周辺機材も小型・軽量化、低価格化が進みました。
今ではBlackmagic社のカメラを始め、本当に低予算で高品質な映像が撮影できるようになりました。映像が専門ではない人でさえ、プロ顔負けの機材を所有していることもあります。
とはいえ、機材を買い揃えていくのにはそれなりにお金がかかります。
僕はこれまで、何百万円という単位で撮影機材にお金を使ったと思います。たくさん無駄な機材も買いました。苦笑
趣味で機材を買うなら、それこそ好きに買えば良いと思いますが、これを仕事にしていくには、「自分の機材でどのようなパフォーマンスを出すか」「どうやれば無駄をなくし、ストレスなく機材を使っていけるのか」を考えなければなりません。
仕事で動画・映像制作をやっていくのであれば、自分自身のスタイルにあってもの、そして投資効果が高いものを選び抜いていく考えが大事になってきます。
- 三脚:一番投資すべき機材
これは僕が10年映像をやってきた経験から言えること。
数ある機材の中で、一番投資すべき機材、それは三脚です。
三脚はもう、高くて良いやつを買うべき。例えローンを組んでも。
いろいろ機材を買って来ましたが、一番長く使えるのって「三脚」とか「特機」なんです。これらはそう頻繁に新しいものが登場するわけではないし、そうそう壊れるものでもないので、長期間使える。
そして、三脚はどんな撮影でも必ず必要だから。
映画からCM、イベントからブライダルまで、どんな種類の撮影でも必要ないことがない。毎回、必ず持っていきます。
特機とかモニターとか照明とかは、撮影の種類によっては要らないときもある。でも三脚は毎回必ず必要。
実はカメラより使用頻度高いです。カメラは自分のを使うこともあるば、レンタルしたり、人から借りたり、実は毎回同じカメラ使ってなかったりする。
スタビライザーとかスライダーとか、、まあこういう特機系は毎回必ず必要なわけではない。。。「そこ金かけたけど、回収できるほど使ってねぇ...」ていう事態が起きがちです。
なので、機材投資をするときには、使う頻度が多いものから投資をしていくということが大事!
これは「高くて良い寝具」を買うのと同じで、毎日・毎回使うものなので、長い目で見ると結果的にコスパも良いです、
稀にしか使わないのは「レンタル」で十分です。
こういうのは経験しないとわからない点もありますが、、、映像をずっとやっていこうと思ってる人は、まず三脚は良いものを買って間違いないです!値段が高くても!
- おすすめの三脚
僕の最初に買った三脚は、リーベックの三脚(初代のRS-250)です。
これを8年使ったあと、ザハトラーの「FSB8」に買い替えました。そして、脚は「スピードロック」というものを使っています。
この「スピードロック」という脚がすこぶる便利で、映像をやる全ての人へオススメしたいです。これは神機材です。※今は似てるものでFlowtechもある。
正直、ローンを組んででも最初からこれを買えばよかったと感じます。この脚を使い始めて、僕は幸せになりました。
いつも現場で大活躍!
もちろん雲台も大事ですが、同じくらい脚の昇降も重要!
なぜ、伸ばしたり縮めたりする脚の昇降はクソめんどいからです。
カメラアングルを変えるごとに、脚の昇降。また移動して、脚の昇降。そのあとも脚の昇降。これは何回も発生する単純作業なので、ここをストレスフリーにするとクリエイティブなことへの集中力がUPします。
それをこの「スピードロック」が実現してくれます。
一般的な三脚だと、一番低い状態から、一番高い状態にするのに2段階の操作が必要になります。しかも腰を屈めないといけない。
でも、このスピードロックなら、1段階だけでOK。
作業量半分!ストレスも半分!腰も屈まず!
ぶっちゃけ、この脚を使うと他の脚は使えなくなります。
アシスタントがいれば、脚の昇降はアシストしてもらえるのでいいんですけどね。ワンマン撮影が多い人には「スピードロック > 雲台」と言っても過言ではないくらいオススメです。
「くそっ、これ使いにくいなぁ」と思いながら仕事で使うのは肉体的にも精神的にも本当に良くないです。
※Flowtechもスピードロックと似てる。ご参考までに↓
安い買い物ではありませんが、10年は使える代物なので、ここに投資をするのは賢いと言えます。(ザハトラーは三脚の一流メーカー)
※雲台は、僕は「FSB8」ですが、スタイルによって「6」でも「4」でも良いと思います。(数字が小さいほど、耐荷重も小さい)
予算的に厳しい人は「ザハトラーAce」や「Libec」も悪くないです。個人的にマンフロットのビデオ雲台はちょっと微妙。
ちなみに編集でいうと、椅子が最も大事。パソコンは数年で買い換えるけど、椅子は10年以上使えます。(僕が持ってるアーロンチェアは12年保証)
特に椅子は身体にダイレクトに影響します。身体がもっとも大事な資産ですし、この辺の感覚は、個人で仕事をする上で非常に大事になってきますね。
毎回使うもの、毎日使うものが、機材投資の重要度では一番高いです。
いろいろ機材書いたいけど、予算に限りがある場合、この基準で考えると良いと思います。
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第二章:レンタルvs所有
時にレンタルすべきか、買うべきか、悩みますよね。わかります。僕は断然、買って所有するタイプです。
ここ10年で本当に機材が買いやすくなりました。とはいえ、逆に買うか悩むシーンが増えてきたかもしれません。
レンタルも全然アリ、、ですが、やっぱい買いたいー!って人向けに僕が考える機材を所有するメリットをお伝えします。
- レンタルすべき目安
前章で「使用頻度の低いものはレンタルで十分」とお話したのですが、「じゃあどのくらいの頻度?」という疑問も出てくると思います。
某有名機材屋さんが言っていたことなのですが、実は目安がありまして、、、
・週に1回(月に4回)以上使うなら→「買い」
・それ未満なら→「レンタル」
これは、自分の肌感覚でも近い目安だと思います。
でも個人的には、月2回以上で「買い」でも良いと思います。
で、月1回以下なら「レンタル」で。
ものによるので、あくまで目安です。
ちょっと具体例を出してみます。(概算です)
例えば、僕の所有しているカメラ、SONYのFS5ですが、月2回で年に24回、大体3年使う想定で購入した場合、
Case1. PXW-FS5の場合
購入価格:65万円(バッテリー購入なども考慮)
レンタル:15,000円/day
使用期間:3年間
15,000円×24回×3年=1,080,000円
65万円の初期投資で、108万円分の働きをしてくれます。
元が取れてます。
もし使用頻度が月1回なら、
15,000円×12回×3年=540,000円
こちらは元が取れていません。。。レンタルした方がお得でした。
では、ザハトラーの三脚で同じ条件で計算してみましょう。期間は10年で。
Case.2 Sachtler FSB8 SLMCFの場合
購入価格:28万円
レンタル:3,500円/day
使用期間:10年間
3,500円×24回×10年=840,000円
28万円の初期投資で、84万円分の働きをしてくれます。
こちらは長期な分、かなーりお得です。笑
仮に月1回で見てみましょう。
3,500円×12回×10年=420,000円
こちらは月1回でも元が取れています。
機材投資は長期的なほどお得になります。しかも良い機材ならその間、ずっと幸せな状態。お金どうこうというより、良い道具でストレスない状態で撮影を行うというのは、めちゃくちゃ重要視すべき点です。
また、レンズも高額でも良いものを買うのは理にかなっています。頻繁に使用するもの、且つカメラに比べたら遥かに長期的に使えるので!
- レンタルと所有:それぞれのメリット
ここでレンタルと所有する場合のそれぞれのメリットを挙げてみます。
【レンタルのメリット】
① 初期投資が不要
② 必要なときだけ、借りられる
③ 買えないような高額な機材を使える
③ 買う前のお試しとして
【所有するメリット】
① 借りにいったり、返しに行く手間が省けるない
② 自分仕様にカスタマイズできる
③ 自分の資産になる
④ 激安で運用する小技的な考え方もある
レンタルのメリットはご覧になればわかると思うので、ここでは主に所有するメリットを解説していきます。
- 所有するメリット①「時間の節約」
所有するメリットの一番は、借りにいったり、返しに行く手間が省けること。
借りるとき、返すときで2往復しないといけないし、移動を含めると意外と時間を使ってしまいます。正直もったいない。
しかも必然的に、「前日の午後」「使用日の翌日午前中」はピックアップと返却でスケジュールを空けないといけない。他の予定が入れれません。
ピックアップしたあとの動作チェックも、普段触らないものだと「あれ?どうやるんだ?」って説明書見ながら四苦八苦。結構時間取られます。(まあこれも仕事の一部ですが)
だから僕がレンタルするときは、ハイエンド機か使用頻度が少ないものだけにしていました。
当たり前ですが、自分で機材を所有すると扱い方は熟知してるので、この辺の手間と時間がかかりませんね。テスト撮影もやり放題。
「所有」だと時間の節約になります。
そもそもそれなりの都市に住んでないと、機材屋さんが存在いない。。
地方の方は、配送サービスしてる機材屋が良いと思うのですが、業務機で配送してくれるところ、なかなかないんですよね。
でも、パンダスタジオさんやビデオエイペックスさんは、それなりの業務機を扱ってるのに配送も可能!数千円から送料も無料。地方の映像クリエイターの味方!ご参考になれば。
- 所有のメリット②「カスタマイズできる」
レンタル品だとそれごとにケースがあるので、これが結構場所を取ったりします。自分で所有してる場合だと、例えば1つのケースに自分の好きなように機材を入れて省スペース化できる。
ケースの数が多いと搬入とかに手間がかかるから、機材のケースの数はなるべく少ないほうが良いです。
自分でケースを自作したりすると、とても効率的になりますね。
例えば、僕は今12インチモニター「Lilliput A12」に、ビデオ伝送装置「 IDX CW-3」をつけて、ワイヤレスでモニタリングできるようにしています。
で、これを全部付けたまんまケースに入れられるようにしています。
ハンドルやクイックシューも取り付けてるので、ケースから出してそのままスタンドにガチャン。それだけ。すごい楽。
セッティングも片付けも、作業量は0に等しいレベル。
こんなの、まず機材屋には置いてないし(CW3はあるかも)、あったとしても毎回取り付けて〜配線して〜セッティングして〜というのは面倒。
こういう風に、自分の使いやすいようにカスタマイズできるのは「所有」の大きなメリット。時間とスペースの節約になります。
話が逸れますが、ワイヤレスのモニタリングはめちゃめちゃ便利で、アシスタント0.5人分くらいの価値があります。カメラが動くたびに、ケーブル抜いたり、モニター動かしたりする必要がありません。
リアルに人件費が浮くレベルなので、投資する価値あり!
- 所有のメリット③「資産になる」
これはもっとも大事なことです。機材を自分の資産と捉えましょう。
資産=「資」本を「産」み出すもの。資本はお金と捉えてもらって構いません。
まず、2つポイントがあります。機材って、
1. あとあと売れる(リセール)
2. 人に貸せる
基本的に、僕らは自分が稼働して機材を使わないとお金が手にはいりません。でもこの2点は、自分が稼働しなくてもお金が手にはいります。
秘訣は、信頼される機材ということです。この点で考えると、ノーブランドとか買ってはいけません。ノーブランド品は資産になる価値はほとんどありませんし、使い勝手が悪いし信頼できないし、オススメできません。
また仕事での利用を考えると、何か一つの部品がトラブっただけで撮影がパーになるってことも普通にあり得ます。だからプロでやるなら何よりも機材への信頼性が大事。
1. 機材はあとあと売れます(リセール)
リセールの仕方は、知り合いに売るか、ヤフオクやメルカリで売るかとなります。
当たり前ですが、ノーブランドの得体の知れない機材はあまり売れません。
駆け出しの頃は、お金がないのでノーブランド品を買っちゃうんですよね。僕も昔はそうでした。でもやめたほうがよいです。
機材投資の基本は「高くても良いものを長く使う」ことです。
例えば、1万円のマンフロットのライトスタンドがあったとしましょう。でも高いから5,000円のノーブランドのスタンドを買う。
すると、安かろう悪かろうで、ノブがちゃんと閉まらなかったりして使い勝手が悪い。「クソやん」とか思いつつも頑張って使う。で、売ろうとしても二足三文しかならないので、面倒で捨てる。
一方、マンフロットの方を買っていたら、最初はお金を使ったかもしれないが、使い勝手もよくストレスなく使える。もし売ることになっても、信頼される品なので中古で5,000円で売れた。
どちらもかかった経費は結局5,000円。でもそのパフォーマンスの違いは歴然です。
良いものを買うと、ずっとストレスなく使えます。このストレスは撮影に少なからず影響するので要注意です、ホント。
あとあと売ることを念頭においておきましょう。「自分の手から離れても価値があるか?」と意識すると良いです。
センチュリースタンドとかも、ヤフオクの安いやつ買ったらダメです。あんなの使い物になりません(実体験)
マシューズとかちゃんとしたの買えば、今後10〜20年は普通に使えるんじゃないかと。売値もそれなりになるはず。日本で買うと高いので、海外輸入しましょう(後述します)。
2. 「人に貸せる」という点。
自分が稼働しなくてもいいので楽ですし、いい副収入となります。
僕のメインカメラのFS5は、1年半で15日分くらい借りられました。トータルで20万円くらい回収したことになります。
これは言い換えれば、20万円引きで購入してるのと同等です。(実際には機材も摩耗するので厳密には違うけど...)
6〜7年前に買ったRODE製のマイクもいまだにちょいちょい借りられます。しかもRODEって10年保証なので、ホント安心して使えます。故障しても大丈夫。コスパも良しで、神ブランドです。
そのため、あなたが周りにどれだけ借りてくれそうな知り合いがいるかも、意外と大事になってきます。
近くにカメラマン仲間がいるとお互いに貸し借りできるのはかなり大きいです。知り合いだと融通も効きますし。(「しばらく使わないから返却は来週でいいよ」とか)
だから仲間を作るっていろんな面で大事なのです。。
- 所有のメリット④「激安で運用する小技」
胡散臭い響きですが、実際こういう方法もありです。
それは、「中古で買って、中古で売る」ということです。
新品⇄中古の価格差は大きいですが、中古⇄中古の価格差はあまりありません。
例えば事情があって1ヶ月間だけ所有したいとき、1ヶ月ずっとレンタルは結構お金かかりますが、中古で買って1ヶ月後中古で売れば、結構安く済みます。
中古で1ヶ月というのは市場価値が大きく下がらないためです。
こんな実体験もあります、、、
某有名マウントアダプターMetab○nesを「メルカリ」で買いました。ただ自分の確認不足で、持ってるカメラとの相性が悪かった。
で、それをすぐヤフオクで売ったら、逆に買った値段よりかなり高く売れてしまった・・・。という出来事。(いわゆる「せどり」)
撮影機材関連はいまだヤフオクの方が主流で、メルカリで出してる人も探す人も少なかったんでしょう。
すぐ売ったというもありますが、仮にその後しばらく使ったとしても、買値と同じくらいで売れたと思います。
価値のある信頼できる機材であれば、売るときも高く売れる。Apple製品もそうですよね。
長期的に使える機材かも大事です。カメラとかは年々相場が下がっていきますが、三脚とかレンズとか特機って相場が下がるスピードは遅い。
良い三脚なら価値が下がりにくいので、中古で10万円で買って、1年間使って、その後9万円で売れることも大いに考えられます。(もちろん売り方にもよりますが)
すると、1万円で1年間レンタルできたのと同じです。
ある意味、賢いやり方です。
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さて、これらのことを踏まえていくと、所有するってむしろレンタルよりお得なのでは?と感じるんじゃないかと思います。
全ての方、全ての機材このパターンが当てはまるわけでないと思いますが、機材を買って一歩を踏み出す何かしらの後押しになればと思います。
第三章:雑談とまとめ
- よく利用するお店・サービス
最後に、どういうところで買ったり売ったりしてるか、個人的な紹介をさせてもらいます。
「買う」も「売る」も、基本的にはヤフオクやメルカリなどのオークションサイトか、SYSTEM5さんやフジヤエービックさんなども通販で中古品が買えます。
SYSTEM5さんは、中古品を探してくれるサービスもありますので、狙ってる品は登録しておくと優先的に案内してくれますよ。便利。
SYTEM5さんは毎週水曜に中古情報が更新されるのですが、フジヤエービックさんは不定期に更新されるので、こっちの方がライバルが少なく狙い目です。知り合いから教えてもらいましたが、掘り出し物が多いですね。
僕は中古品を買うときはこういう販売店で買います。ちゃんと機材もチェックしてくれてますし、保証も短いけど付いてることもあります。
逆に販売店に買取してもらうのは、どうしても中間マージン取られてしまうのでお得ではありません。自分はオークション派です。
あとは日本で取り扱いがないものを海外輸入したときも、あとあと良い値で売れます。海外通販ならB&Hが有名ですが、ADORAMAも品揃え豊富でオススメです。どちらも日本まで直発送してくれます。
海外輸入は個人で映像やるには、意外と大事なスキルかなと思います。英語が必要ですが、そんなに難しくないですよ。ググれば簡単です。
特に海外製品は、日本で買うとぼったくりのような価格になってることもあるので、要注意。
センチュリースタンドもB&Hとかで買うと、送料入れても日本で買うより安いです。仲間でシェアで送料を割り勘して買うのも賢いですね。
タオバオなどの中華系での輸入も悪くないですが、ノーブランド品には要注。でもApatureやYongnuo、Smallrigなどちゃんとブランド名がある中華機材も増えてきました。DJIを筆頭に、今後は信頼できる中華ブランドが増えてきそうです。
また、機材って自分で触ってみないとわからないってことも多い。
良さそうだなと思って買っても「全然ダメやん...」ってこともあります。そんなときは僕は即売ります。。。そうすることで使ったお金の全てを失わずに済むから。
いけないのはそのままダラダラと持ち続けてしまうことです。結局使わないので、値が下がる前に売って、次の可能性のある機材を買う方が良いと思います。
そういう意味では、レンタルだと試しに借りてテストできるので、お試しとしてレンタルを利用するのは結構おすすめです。
販売店でもフジヤエービックさんなら、買う前提の機材ならテストで貸してもらえます。(レンタル料は支払って、買うときにその分が差し引かれる素敵なシステム...!)
- まとめ
さて、いろいろ解説しましたが、参考になりましたでしょうか。
一つ言えることは、でも結局のところですね、これを読んでる人たちはみんなカメラとか機材が好きなんですよね。
どうしても自分の手中に入れたいと思ってしまいますよね。
月に何回使うから買うとか、そういう次元じゃないんですよね。
僕の知り合いの知り合いにも、仕事じゃないのにSHOGUNとか持ってる人もいます。もう趣味ですね。憧れですね。もう損得勘定とかではないんですよね。
好きなものがあるのは素晴らしいことです。なのでどうしても欲しければ買っていいんじゃないかなと、思います。
全てをひっくり返すようなどうしようもないまとめですみません!!!
でも僕もそうでした、そんなに使わないかもしれないけどあの機材を買いたい!という気持ちはめちゃくちゃわかります。
買って失敗するかもしれない、あまり使わないかもしれない。でもそれは手にして初めて気がつくことができる。だからずっと悩んでるよりは、ポチッといっちゃえ!と。手にしたことは前進。それで学びになれば、失敗ではなく成長です。
そういうときに今回のnoteを参考にしてもらえると、いろんな負担がちょっと小さくなるかもしれません。
そう願ってこのnoteをまとめました。
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