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【W杯】"日本vsスペイン"のCKを振り返る【CK】

ワールドカップグループステージ第3戦の日本vsスペインでのCKを振り返ります。

コーナーキックの数は日本0本、スペイン2本でした。

8分40秒頃からのスペインのCKについて取り上げます。

◆試合データ

ワールドカップ グループステージ
2022年12月2日(金)
@ハリファ インターナショナル スタジアム
日本 vs スペイン
2 - 1
得点者:
11分 アルバロ モラタ(スペイン)
48分 堂安 律 (日本)
51分 田中 碧 (日本)

◆スペイン1本目のCK(8分40秒頃~)

スペイン=黒,日本=白
※番号は日本のみ背番号

◆日本の守備

ボール付近…2人
PA内…7人
PA外…1人
での守備をしています。

PA内では、マンマークを中心としたゾーンとマンマークの併用での守備をしています。

2人(⑮,㉒)がゴールエリア内ニア寄りのゾーンを守り、残りの5人はマンマークで守備をしています。

◆スペインの攻撃

ボール付近に3人(➎,➍,➌)とPA内に5人(⓫~➐)で主に攻撃をしています。

ボール付近に3人の配置が比較的珍しい戦略です。

◆このCKは……

スペインは➎→➍→➌→➎のショートコーナーで再開をしています。

日本はサイドで2対3で数的不利のためゴールエリア角にいた⑮がボールに寄って行っています。

ボールの動き=黄色
スペイン選手の動き=赤
日本選手の動き=青

日本は、ショートコーナーで再開されたためDFラインを上げています。

⑮が持ち場を離れ、DFが全体的にラインを上げているため、赤丸スペースが空いてしまっています。

さらに⓫のマークを③が離してしまっているため、最もボールに近い位置でヘディングシュートをされてしまいました。

シュートはGK正面に飛び、得点にはなりませんでしたが、非常にチャンスのシーンでした。

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