【#24,北九州vs琉球】北九州のCKを超分析!【セットプレー】
コーナーキックの分析を書きます。
・試合データ
9分にゴールが決まった北九州のコーナーキックを分析します。
・ゴール動画
ハイライト映像(ゴールシーンは0:23~)
・選手の立ち位置
黒…攻撃の北九州の選手(➊~⓫)
白…守備の琉球の選手(①~⑪)
※番号は背番号ではありません。
・攻撃目線
9人での攻撃。
配置:
ボール付近:1人
ペナルティエリア内…6人(1人がGK前、5人が走り込む)
ペナルティエリア外…2人
・守備目線
2人がゴールエリア内をゾーンで守備。
残りは全員(8人)がマンマークでの守備。
ペナルティエリア内6人、ペナルティエリア外2人。
☆このCKのポイント☆
Ⅰ.中央を空ける
➏の選手が自身のマークの④を連れてファーサイドに流れています。
この動きで、中央で待ち構えての守備をしている人数を減らしています。
Ⅱ.ゾーンで守る選手をブロック
王記した通り、守備の②,③はゾーンで守っています。
ゾーンでの守備ということは攻撃の選手を気にすることなく来たボールにアタックすることができます。
なので、攻撃側が意図的にその選手を動かすのはとても難しいです。
しかし、ブロックをしてその場から動かさないことはできます。
➐がマークを連れて②の位置に走り、⑤と②を無効化。
➑がマークを連れて③の位置に走り、⑥と③を無効化。
この動きで、中央での同数の勝負に持ち込んでいます。
・まとめ
攻撃側は、ゾーンで守備をするディフェンスを抑えることで、マンマーク同士の同数の勝負に持ち込むことが出来ます。
それにより、動き出しやフェイントで優位なカタチを作ることの出来る攻撃が可能になります。
いかにノーファールでゾーン守備の選手を抑え、ゾーンがいない位置での勝負に持っていくかが大事になります。
以上です。
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