Microsoft Copilot が子供への声掛けに役立った話
タイトルで 9 割完結しているような気がします。
結論は、とっっっても良いです。
一度でいいのでぜひ試していただきたく、説明を書きます📝
Microsoft Copilot とは Microsoft 社が提供する対話型 AI サービスです。
ChatGPT と似たようなものだと考えてよいと思います。無料です。
詳しくはこちら: Microsoft Copilot | Microsoft AI
とりあえず試すならこちら: https://www.bing.com/chat
これを、幼い我が子への声掛けに活用できないか?と思い試してみました。
具体的には、特定の目的を達成するための声掛けアイデアを Microsoft Copilot に生成してもらおう💡ということです。
せっかくなので、私が近ごろ関心を持っているモンテッソーリ教育のプロになりきって、Microsoft Copilot にアイデアを考えてもらいます。
ということで、私が入力したのは以下のような指示 (プロンプト) です。
これに対して、Microsoft Copilot は以下を返してくれました。
なんだかとっても実用的です。
特に「赤い靴と青い靴、どちらが履きたい?」と選択肢を提示するのは子供の自己決定による自立をサポートできそうで良いなと思いました。
あと最後の「子供の感情を尊重し、無理に履かせようとせず、子供が新しい靴に慣れるまでの過程を楽しむことも重要です。」がグッとくる。優しい。
モンテッソーリ教育に詳しい方からすると「おや…?」と思う声掛けも含まれているかもしれません。
しかしこのようにアイデアをいくつも出してもらえれば、「こんなアプローチもあるのか!」「これはうちの子に合いそう!」という気づきを得られて、簡単に取捨選択できると思います。
自分でゼロから考えるより 100 倍楽です。あれこれ悩んだりストレスを抱えたりするより、AI でもなんでも使いましょう。
Microsoft Copilot はあなたの日常に寄り添うパーソナル アシスタントです🤖
私が入力した指示 (プロンプト) に使っているテクニックを解説します。
といっても大したことはないので、すぐに応用できるはずです。
まず最初に Microsoft Copilot に役割を与えます。
今回のようにモンテッソーリ教育的声掛けアイデアを出してもらうのであれば、ここは定型文として私と同じ文章を入力してよいと思います。
次に、指示の背景を説明します。ここを具体的に書くことで、求める返事を得られやすくなります。
例えば、"子供" より "2歳児" と書いたほうが、年齢に合ったアイデアを生成しやすくなるということです。
また、対立しているポイント=解決したい課題を説明するために、「古い靴が気に入っている」のに対して「新しい靴を履いてもらいたい」と具体的に述べています。
最後に、Microsoft Copilot への要求を明確に伝えます。
「アドバイスを5つください。」というように、望んでいるアウトプットを明記します。
また、「子供に新しい靴を履いてもらうために」の部分は前の文と同等の内容を意図的に繰り返しています。繰り返すことで、これが私にとって重要であると示唆できます。
もし最初の指示で良い返事を得られなくても大丈夫です。
「もっと具体的にしてください。」や「あと 5 つアドバイスをください。」というように対話しながら微調整してみてください。
きっと実用的な気づきにつながるはずです!