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FIRE後の投資スタンスについての反省

昨夜は2月の米雇用統計が発表されました。
全体的には株価にとって悪くはない内容だったと思いますが、米国の主要な株価指数であるSP500は上下に振れた後、大きく下落しました。私も思いが右往左往状態となり、あまり良い対応ができませんでした。
先日からの米銀行の破綻騒ぎにより、方向性としては引き締めから緩和に変わらざるを得ず、株価はいずれ上昇してくると思うのですが、短期的には思うように動きません。
私がFIREを達成できたのは、コロナ後の大金融緩和期に株のフルポジションを迷うことなく貫いたからであり、その意味では、短期長期の別も投資対象もあまり意識しなくても対応することが可能でした。そのため、明確に引き締めに転換した昨年は、経済統計やFRBの対応に右往左往することが多く、あまり良い成果を残せていません。それは私が売りだ買いだとアタフタした昨日の雇用統計後の動きにも通じるものがあります。
FIRE後は、時間に余裕ができたこともあり、材料に一喜一憂する短期売買をつい多く手掛けてしまいがちでした。相場全体の地合いが悪いということもありますが、これでは何のために全体的なマクロの金融経済の流れを学んでいるのかわかりません。
FIRE後は損失を補填するものが何もないということからも、一見魅力的な短期投資の誘惑を振り払い、大きく確実な流れに乗って投資を進めていくことが大事だと強く感じています。

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