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【たったこれだけ】対人関係をよくする、ひとつの方法

対人関係を良くしたい、全ての人へ

 あなたは対人関係での悩みはありますか?
 この問いに対して「ありません」と答えられる方には、この記事は役に立ちません。しかしながら、少しでも悩むところがあり、身の回りの人間関係を良くしたいと思っている方には、この記事が役に立つでしょう。
 この記事で紹介するのは、世間で取り扱われている「表面的なテクニック」ではなく、人が本当に大切とする「心」をお伝えするからです。
 表面的なテクニックは応急処置に似ています。大木についた葉っぱを良くしたいと思うのであれば、その木の根っこを良くするしかないのです。
 この記事を読んでくださった貴方の人生が、より豊かになりますように。

僕自身、人間関係で悩んでいました

 まず、僕自身もかつて人間関係で悩んでいた時期があります。というよりも、悩んでいた時期しかありません。
 「早く、この環境から去りたい」と思う職場もありましたし、そのほかのコミュニティーでも、合う合わないがありました。
 人には相性があります。無理をせずとも合う人もいれば、どれだけ頑張っても合わない人もいます。
 多くの人と相性が良くなったり、友達になれるかと言われたら「不可能」です。しかし、多くの人と「対人関係」をよくすることができるかと言われたら、答えは「イエス」です。
 そのようなことが可能なのか?と思われる方にこそ、この記事を読み進めていただきたいです。
 この方法は「お金がかからず」「誰でも」「いつからでも」始められる最強の行動だからです。

コミュニケーション能力と対人関係は別物

 僕が学んだことの一つに「コミュニケーション能力」と「対人関係」は別物というものがあります。これは自分の実体験で嫌というほど、出くわしてきたことです。
 僕自身、8年ほど古着屋で接客をしています。お客様から査定や接客での「氏名」をたくさん頂けるほどに人気店員となれました。これもお客様のおかげです。
 この話は何も自慢したいだけではありません。僕のコミュニケーション能力は、周りから見ると「とても高い」みたいです。
 しかし、対人関係で言えば、合わない人も多かったです。「人気者ほどアンチも多い」と思い込んでいましたが、事実は違いました。
 原因は「自分自身の心」にあったのです。これこそが僕が学んだ、最高のマインドへの道です。

今から1週間、目の前の人に…

 僕の人生を変えたのは、僕の気まぐれともいうべき閃きでした。
 「今から1週間、目の前の人にいいことが起きて欲しいと思って過ごそう」
 この考えが頭の中に浮かび、僕はすぐさま実行することにしました。忘れもしません。2024年2月1日のことです。
 僕は朝起きた瞬間から、家族や友達の幸せを願いました。不思議と気分がいいものです。そして、気が合う人のことも、気が合わない人のことも幸せを願いました。
 ある意味、マインドフルネスでした。仕事中も目の前の人の幸せを願うことに「意識」を注ぎ続けていました。

試練が訪れる

 このように「綺麗な心持ち」をする中で一番の試練は何だと思いますか?
 それは、今までの自分なら、どう頑張っても幸せを願えない人たちです。接客業をしていたら、いろいろなお客様が来ます。
 その中には礼儀正しい人もいるでしょう。しかしながら、初対面でタメ口の人、お金やポイントカードを渡すときに投げる人、話を途中で遮る話し方の人、お店のルールに対して無理な要望をしたあげく怒鳴る人。さまざまな人がいます。
 さて、わかりますよね?目の前では、かつての自分なら気分を害するような人がいます。しかしながら、目の前の人に幸せになってほしいという気持ちを考える時間が長く続くと、そのような人たちに対しても「いいことがあって欲しい」と心の底から思えるようになっていたのです。
 最初は心の底から思えなくても構いません。いいことが起きて欲しいと考える程度でいいのです。考えたことが、行動となり、習慣になるからです。
 自分がイラッとした相手こそ、自分を高めてくれる存在なのだと気づきました。自分の器を広げてくれる。試練があったからこそ、自分のレベルが上がっている。今では、理不尽なクレーマーに対しても、この感情を持てるので心おだやかに過ごせます。
 ただし、最初の1週間は心と体がバラバラだった感覚です。心は「綺麗であり続けたい」となっているのに対し、体は「ストレスがかかっている」と感じ頭痛がしたものです。しかし、時の経過とともに体は落ち着いてきました。

この体験で手に入れられたもの

反応とは、自分が選択できるもの

 今回の思考を続けていくことで、僕は周囲の「刺激」に対して「反応」を選択できる心を手に入れることができました。つまり、周囲がどうであれ、それに対する自分の反応によって、自分の気分を選択できるということです。
 敵意に満ちた人に対しても、こちらが敵意を持たなければ喧嘩にはなりません。同じ意識レベルだからこそ対立するのです。
 相手を許すことができれば、喧嘩は1人ではできないのだから平和に過ごせます。
 そして、自分の意識を選択できることを知ったら、人生が変わります。周りからも優しく接されます。その理由として、こちらが「いいことがあって欲しい」と思いながら接していると、相手にも心が伝わります。それは態度、言動、行動、表情となって表れるので気付かれます。
 逆にいうならば、他人に対して敵意を持っていたり、いつも警戒していると、周囲からも敵意を持たれます。だから、他人を見下したり、比較する癖がある方は今すぐに辞めましょう。思考や意識を変えるだけで、周囲も変わりますよ。

愛とは何か?

 この答えは奥が深く、その人によって変わるので正解はありません。しかし、僕が感じたことは「真心で接して、相手に良きことを与える意識」ではないかということ。
 そこに損得はありません。ただ、自分が「与える人間」でありたいから、そうしているだけなのです。知人からは「悟り」と言われることがありますが、僕は当然のことだと思っています。
 人が人に優しくする。他人の成功を心から喜ぶ。困っている方がいて、その方が「変わりたい」と思っているなら、全力で応援する。
 今回の僕の記事で、1人でも多くの方が平穏な心持ちで過ごせることを願っています。

真の対人関係

 僕は日常で様々な方と接する機会をいただけます。それは、お客様であったり、個人事業の方々であったり、または企業の会長であったりと、いろいろな方がいます。
 以前までは「ビジネスで成功している人」を過大評価しており、さらにはその方の深い部分まで見られてなかったのだと思います。
 表面だけを見ること、そして表面上の付き合いは、真の対人関係ではありません。それぞれが「与える人」であり、その上で協力し合って生きられる関係は、どれほど素晴らしいか。
 誰かが愛をくれるのを待っていてはいけません。あなたが率先して愛を与えていくのです。愛を与えるということは、最高の自分であり続けること。そうすることで、あなたの人間関係はどんどん良くなります。
 人間関係は一日で変わるものではありません。日頃の積み重ねです。最高の自分であり続けてください。このことだけを続けていけば、対人関係は良くなります。
 小手先のテクニックに頼るのではなく、人として大事な本質を良くする。最高のあなたを、あなた自身の意識でつくり上げてください。


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