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心の砂漠にて貴女の幻影を追う
熱砂がボクの心灼く
熱風心渇かして
見渡す限り砂の海
貴女というオアシス求め
彷徨いてもう幾年か
たまに出会うキャラバンは
ものも言わずに去っていく
楽しき日々は蜃気楼
逃げ水如く君の幻
月が昇れば外套を
まとい寒さにうち震え
星に踊る異形の神に
貴女何処かと問いかける
己の影だけ踊る夜
足下の蠍踏みつぶし
朝がくるのを待ちわびる
闇が光が塗りかえる
熱砂が再び舞い上がる
ボクはとぼとぼ歩きだす
貴女というオアシス求め
by taka
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