ジャニーズの楽曲に参加するインストミュージシャン

1.PE’Z (NEWS「Say Hello」に参加)

 NEWSの1stアルバム『touch』に収録された「Say Hello」に参加しているのは、トランペット奏者のOhyama"B.M.W"Wataruを中心に結成されたジャズバンドです。当時の8人のバックにジャジーなカッコいい演奏がカッコいいですよね。

 ロックやラテンも取り入れた音楽性で「侍ジャズバンド」と呼ばれています。キーボードのヒイズミマサユ機は、2004年~2005年まで東京事変の第1期のメンバーとしても活動し、近年でも椎名林檎のレコーディングやライブサポート、デュエットでも参加してます。

 インストゥルメンタルとしては異例の人気を誇りつつも、2015年に解散しました。


2.→Pia-no-jaC←(嵐・二宮和也「1992*4##111」に参加)

 「僕が見ている風景」に収録された、嵐二宮自身が制作しているソロ楽曲「1992*4##111」には、→Pia-no-jaC←が参加しています。

 ゲーム好きの二宮が、ゲーム曲もカバーしている→Pia-no-jaC←に魅力を感じ二宮自身がオファーを出したそうです。

 →Pia-no-jaC←は、HAYATO(Piano)とHIRO(Cajon)の2人組のユニットで、矢印は左から「Piano/ピアノ」、右から「Cajon/カホン」と読ませ、「ピアノとカホン、二つの楽器でライブ空間をジャックする」という意味があります。

 鍵盤と打楽器の構成のみで、時にアグレッシブ、時に優雅にクラシックやサントラのカバーやオリジナル曲を迫力ある演奏するのが魅力です。


3.東京スカパラダイスオーケストラ(関ジャニ∞「無責任ヒーロー jam with 東京スカパラダイスオーケストラ」に参加)

 渋谷すばる脱退時にリリースされたベストアルバムに「無責任ヒーロー」の関ジャニとスカパラが、それぞれ演奏した新録ver.が収録されました。

 スカパラは、ジャマイカ生まれのスカを主にしつつ、様々な音楽を取り入れ、スカバンドとして演奏している。1989年に結成し、インストバンドとして地位を築きながらも、2001年以降ミュージシャンとのコラボで歌モノも取り入れつつ、日本だけでなく世界を舞台に活躍しています。


4.葉加瀬太郎(関ジャニ∞「大阪ロマネスク feat. 葉加瀬太郎」に参加)

 同じく、渋谷脱退時に収録されたのは、名曲「大阪ロマネスク」の葉加瀬太郎を迎えた新録ver.です。

 バイオリニスト・葉加瀬太郎は、同名番組のテーマ曲として知られる「情熱大陸」、同エンディングテーマ「エトピリカ」、朝ドラ『てっぱん』テーマ曲「ひまわり」等の人気曲がありつつ、セリーヌディオン、ゆず、安室奈美恵、中島美嘉、布袋寅泰ら、様々なミュージシャンとのコラボレーションでも知られています。


5.H ZETTRIO(SixTONES「NAVIGATOR (H ZETTRIO Crossover Rearrange)」)

 SixTONESの「NAVIGATOR」をジャズアレンジしたこちらのver.の動画で演奏するのがH ZETTRIOです。

 H ZETTRIOは、メンバーがピアノ、アコースティックベース、ドラムス担当の3人によるピアノトリオです。H ZETT Mの”無重力奏法”でも知られ、それをリズムセクションのキレある演奏が支えています。リオデジャネイロオリンピックの閉会式でも演奏するなど世界的にも活躍しています。

 なお、H ZETTRIOのメンバーは、先ほど紹介したPE’Zのメンバーの内の3人である説がありますが、本人たちはやんわりと否定しています。

 

 どうでしょう、ジャニーズの楽曲のクレジットに着目すると、面白いミュージシャンの名前があったりします。日本を代表するエンターテイメント集団として、本当に多様な音楽を取り入れているんだなぁと再認識します。


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