誇らしい羽で飛びたい
思わぬ形で、いまの理想的な職場を辞めることにした。
今回の決断は年末年始の帰省で、新千歳空港行きの便に乗るまでの2時間で決定したこと。
転職先を探す間もなく退職を申し出たため、まだぼくの未来は空白なのだ。
週末にトレーナー活動をできるように練習を重ねていくのはわかっているんだけど、平日の仕事が決まっていない。
今は様々な経験を積んでおきたい。仕事を探さねば。
𓅻𓅻𓅻
平日の仕事を何にするのか?
まず初めに思い浮かんだのが、ピラティストレーナー。
…しかし残念ながらトレーナーの募集であったり、気になるジムが見つからない。
次に浮かんだのはARスポーツのトレーナー。トレーナーというのかな、スタッフ?
これはこの先のビジネスを考えたときに、絶対にやっておくべき種類の仕事だと感じたから。
スタッフから働き始めて、会社の上へと昇りつめれば次世代の先端を行く会社を立てられるのかもしれない。
しかしこれもスタッフ募集をおえていた。
…あとで電話してみよう。
その次に思い浮かんだのは子どもを対象とした英会話の先生。
これは英語を磨かざるを得ない環境へと飛び込むため。
プライベートと職場で、英語のインプットとアウトプットを繰り返す。
子どもを対象とした英語というと、思い出がある。
大学でインターンシップとして、農学部のラボ敷地内の広大な畑で、7-12才の子ども相手に自然教室の担当をしていたことがあった。
メインの先生がいて、ぼくはその補佐役。
個性豊かな子どもたちを相手に動物や野菜についての授業をしていた。
授業とはいっても、そんなに堅いものではなく
”紙に書いてある野鳥を見つけてみよう!どんな色をしているかな?”
”昆虫を見つけて、分類してみよう!”
”畑から野菜を収穫して、サラダを作ろう”
”チアシードと果物を使って、ジャムを作ろう!”
といったものだった。
自然教室そのものもとっても楽しかったんだけれど、授業の前の空き時間や休憩時間の子どもたちとのコミュニケーションが楽しかったなぁ。
体格も性格も、年齢もバラバラな子どもたちの性格の違いが面白かった。
Alro, Harris, Zein, Elise, Christy, Tess, Briana…
みんな元気にしているだろうか?
そんなことを考えているうちに、ふと “スタバはそうだろう?”
と思いたった。
2月23日(木)に思い立ったのはわかっているのだが、なにがきっかけだったのかが全くわからない。
“スターバックス、繰り返し使える樹脂製のグラス全国展開” というニュースを読んだから?
どなたかのnoteの記事?
このふたつのどちらかではあると思うのだが…
なにはともあれ、すぐに店舗の確認
そしてスタッフ募集をしているのかどうかを検索した。
それからはnoteを探り、応募についての情報や面接についてなどの情報を集めた。
ぼくは田舎町に住んでいるため、電車や車を使うことを考えても、通勤できる距離にはスタバは2軒しかない。
A:大通り沿いに面していて、学生から社会人、家族でもデートの途中でも立ち寄れるような賑やかなお店。スタッフ募集中。
B:大通りからは少し外れて、広めの駐車場のある落ち着いた雰囲気のスタバ。スタッフは募集していない。
この2軒である。
あまり混み合うことはなく、常連さんが店内でゆっくりと思い思いの時間を過ごしている
というのがぼくの理想的なスタバ。
そのため、今回のケースでいえば、Bが本命である。
だが、こちらの店舗だとスタッフは募集していない。
(いやいや、ホームページで募集していなくても問い合わせるくらいいいじゃない!)
ということで電話してみた。
落ち着いた声の男性店長が対応してくれた。
”現在は新しいスタッフの育成中なのでスタッフ募集はしておりません。しかし4月半ばにまた募集をかける予定です。面接でお会いできることを楽しみにしております。”
とのことだった。
𓄿𓄿𓄿
ぼくの良くない点は、偏った考えをしがちなところである。
AとBという選択肢があれば、自然とどちらかでなければいけないと考えてしまう。
しかし、AとBどちらとも選ぶという選択肢や、Aの後にBを試すという考え方をしてもいいわけだ。
今回の場合、トレーナー活動のための練習をしつつ
英会話を週に3回、スタバを週に2回
というように過ごすのが理想的だな。
面談に受からないと事が進まないが、まぁそこは受けてみなければわからない事なので、とりあえず面談を受けることができたら嬉しいな。
𓅓𓅓𓅓
4月のぼくはどのような仕事をしているのだろう?
英会話の先生なのか、落ち着いたスタバなのか、それともどちらでもないのか…
楽しみである、わくわくである。
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