音楽に才能は必要ない!

ご覧いただきありがとうございます。
プリンスTAKAです!

今回の記事は
“自分には音楽の才能がないかもしれない”と悩んでいる方に向けた一つのアドバイスです。


まずお伺いしたいことがあります。
『ミュージシャンとして売れるためには何が必要だと思いますか?

僕自身、この記事にあるような結論に至るまでに
売れるために必要な資質というのは以下のものを考えていました。

・ビジュアル(イケメンであること、カッコ良いこと)
・演奏が上手いこと
・テクニックがあり個性的であること
・たくさんのファンを獲得して売り上げがあること
・同業者(他のミュージシャンや業界人)から評価されること

そして…

・天性の音楽の才能があること


※今回の記事では売れる為に必要なことを書きたかったわけではないのでそちらの記事はまた別の機会に書かせていただきますね^^;

専門学校に入学して音楽理論や様々な奏法を学んだり

音楽教室に通ってアドバイスを頂いたり

憧れのミュージシャンの参考書を買って見たり

ライブを見に行ってテクニックを目の当たりにした時

そんなこと知っても自分にはできない
=自分には才能がないと思ったことはありませんか?

逆に、憧れのミュージシャンが活躍できているのは
才能があるからだと思ったことはありませんか?

そんな方にぜひ知ってほしいです。
タイトルにも書いた通り、結論から言うと
音楽に天性の才能は必要ありません!

もちろん基本的な音楽理論や奏法を始め
音を聞き分けたりリズムをとったりといった
感覚的なものは必要です

その上で
憧れのミュージシャンの憧れの曲をコピーしたり
様々なプレイスタイルに触れることも必要です

ただそれは基礎中の基礎に過ぎず
本当に必要とされることは
『求められた音を求められた時に出せること』です。

例えばオリジナルの楽曲を制作している時
しっとりとした雰囲気を印象付けたいセクションで
個性を出す目的で早弾きやスラップなど
楽曲の雰囲気にそぐわないテクニカルなフレーズを挿入したら
必ずこう言われるでしょう

「違う、そうじゃない!」

音楽とはバンドという形態に限らずそうゆうものなのです。
各パートが織りなす別々の音が重なり絡み合って
一つの情景を作り出すことになります。

ここで情景に合うフレーズを作る為に
基礎中の基礎である音楽理論などが必要になります。

次に同じフレーズ一つをとっても
ピッキングや音の響かせ方によって
ニュアンスが変わります。

ここで製作者(作曲者、作詞者、他のメンバーなど)が
求めるニュアンスを出せるかどうかが肝になるのです。

例えありきたりなフレーズだったとしても
微妙なニュアンスを表現することによって
唯一無二の奏者になることができるのです。

※ここで憧れのミュージシャンの曲をコピーしたりした経験が役に立ちます。
スコア(譜面)通りに忠実に演奏しても音源のようにならなかったりするのはニュアンスの部分が関わってくるからです。
バンドスコアを出版するのもお仕事ですので出来るだけ詳しく記載されてはいるのですがスコアだけで100%再現出来るということはまずありません。
そこで頑張って音源から該当のパートを聞き取り試行錯誤しながらどのような弾き方をしているかなどを研究することによって自身でもニュアンス等の表現を身につけることが出来るようになります。
もちろん始めてすぐに身につけられるものではありませんので、根気強く続けることが大事です。

※今後、参考用にニュアンス表現についての記事も書きますので「とは言ってもわからないよ!」という方はそちらを見てください。

このことを頭に入れて楽曲を制作して
導き出した答え(フレーズ)があなたの個性となり
それが積み重なり他者に認められると
「才能がある」という表現で評価されることになります。

**何事にも共通することではありますが

いつでも、評価をするのは自分ではなく他者なのです。**

もし練習や楽曲制作でつまずいても
自分に才能がないからといって諦めないでください。

音楽に真剣に向き合い
固定概念にとらわれず
様々な知識を吸収し消化し
自分のモノにしていくことが大事だと僕は思います。

もちろんソロフレーズやリスナーをぶち上げる為のセクションなどではテクニカルなフレーズを入れたりして個性をゴリゴリに出していきましょう!

まとめると
求められる音を求められる時に出せるように引き出しは常にたくさん持っておきましょう。というアドバイスでした。


ちなみに、このことを念頭に置いて音楽活動を続けていると
スタジオミュージシャンやバックバンドのお仕事が頂けたりするので結構オススメです( ´ ▽ ` )




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