見出し画像

【トレーニングメニュー紹介②】

需要があるのか無いのか、わかりませんがトレーニングメニュー紹介を。

前回のメニュー紹介記事

本日ご紹介するのは汎用性の高いメニューです。
私も同じようなトレーニングを設定やルールを変えてよくやります。

トレーニング図解①

▷トレーニング目標
設定のゾーンやフェーズにより多様に変更可能
※ゴール方法などで変更
▷獲得させたいプレー
・サポートの優先順位理解
・バックパス後のプレー原則理解
・チェンジサイドの有効性の原理と原則の理解
・コントロールでの運び出し

トレーニング図解②

このトレーニングの良いところは、ルールとゴール方法さえ調整すれば、様々な目的のトレーニングに流用可能ということです。

最終目的地のコーン間をゲートと定義して
【ゲートにパスを通す】にすればビルドアップのトレーニングっぽくりますし、
【ゲートはドリブルorパス突破】であれば中盤のトレーニングですし
ゴールを設置して【ゲートをパスorドリブルで突破するか中央のマーカー間を突破すればシュート可】にすれば崩しのトレーニングです。

どこのゾーンのトレーニングなのかで
オーガナイズを変えましょう!


またこのオーガナイズの面白いところは「サイズ」を小さくし(20m×20m程度)「ゲート」「ミニゴール」などに変えシュート可能とすれば、最近流行りのフニーニョのようなサッカーに必要な要素の詰まったミニゲームになります。
もちろん団子サッカー解消にも効果的ですね。

私が4ゴールではなく5ゴールにしている大きな理由は「バックパス」を全て「悪」としないことが前提です。
(もちろん意図のないバックパスやバックパスありきのプレーはNG)

優先順位であるゴールを目指す中で、自分より後ろの味方が列を越えられそう(=優位性を生めそう)ならバックパスしたってOKやん!!
ということを理解させたかったのがはじまりです。

ボールを持った時に意図なく、ゴールに向かってボールかっとばすより意図あるバックパスを出せる選手を育成したいよねと。
(ダイレクトサッカーを否定するつもりは全くありません。それもサッカーです)

このトレーニングにはまだまだ意図がたくさんあるのですが、最近尊敬する指導者に「なにを伝えるかと同じくらい何を伝えないかが大事」と言われたばかりですので、あとは皆さんがより良いメニューに育てていただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?